「わたしのハワイの歩きかた」良くあるOLターゲットのラブコメです。ちょっとうんざりって感じ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「わたしのハワイの歩きかた」を観てきました。


ストーリーは、

恋も仕事も普通の雑誌編集者の小山田みのり(榮倉奈々)は、ハワイで挙式をする友人の願いで2次会の準備をすることに。ハワイ特集の取材を口実に、さっそうとハワイに乗り込む。ハワイで金持ちとの結婚を夢見る吉村茜(高梨臨)と出会い、茜に連れられて夜な夜なパーティーに顔を出すみのり。さらには実業家の鎌田勉(瀬戸康史)や大富豪の息子・阿部知哉(加瀬亮)と出会い……。

というお話です。


わたしのハワイ

あまりに現実離れしているし、ウザい女性が主人公なので、始まって、直ぐにウンザリしてきてしまいました。それに、イマドキ、まだハワイが流行っているって思っているんですかね。ハワイは日本人が多過ぎて、ハワイという場所にも、言葉にも、ちょっとウンザリなんですがね。

まぁ、ウダウダ書いても仕方ないので、ツッコミを入れながら、感想と解説をしましょう。みのりは、ハワイで挙式をする友達に頼まれて、ハワイでの2次会の場所を探しにハワイへ向かいます。この”みのり”と、その友人2人の3人組なんですが、友達と言いながらも、そのレベルを計っていて、イヤな女そのものなんです。友達をレベルで分けるって、どーいうことっ!既に、その時点で、友達じゃないと思うんだけど。


わたしのハワイ

このみのり、出版社に勤めていて、ハワイのガイドブックを作るという名目で、会社から出張費を引っ張り、遊びながら友達の二次会の手配をしにハワイへ行きます。これって、横領じゃないのっ!まぁ、ハワイのガイドブックを出せば、横領にはならないんだけど。仕事は出来る女性みたいなんだけど、とにかく愚痴が多くて、周りに居る部下や仲間はイヤだろうなって思いました。


わたしのハワイ

そんなに残業がイヤなら、ワザと仕事を終わらせないで、上司に痛い目を味あわせてやればいいんです。あのね、イヤだと言いながら、やってしまう会社員は、絶対に貧乏くじを引くことになりますから、それがイヤならどこかで断るか、無理だと言う事を解らせないと、周りは解ってくれませんよ。これから残業代なんてあてに出来なくなる時代になるので、そこら辺は、自分で調節しないとね。

わたしのハワイ

ハワイに行ったみのりは、そこで、イケメンの若い企業主の男性に出会います。企業主と言っても、既に、いくつも失敗して、お茶づけ屋をやっているんです。彼は、お金持ちに融資をして貰うために、必死で営業をして回っているのですが、その姿を見て、みのりは、あさましいように感じて、彼から離れます。まだ、みのりには、仕事を始めるということが、どれほど大変なのかと言う事が、一切解っていないんです。


その後、浮浪者のように見えた男性が、ハワイの上流階級の人間だと知り、仲良くなります。自分は、お金になびかないと言っていながら、彼の裕福な生活に満足し、彼と付き合う事に。ここ辺りが、もう、既に、調子の良いイヤな女なんですよね。人を卑下しておきながら、自分も同じ事をやっていると言う事に気が付かないんです。


わたしのハワイ

そんな彼女が、色々な人と出会い、自分の本当の姿を見つけることが出来るのか、それは、映画を観て下さいね。でも、ハッキリ言って、ウザい女です。これ、女の友達が居ないタイプですね。付き合いたくないもん、こんな子。自分は、いつも、周りの人間より上に居ると思っているタイプで、周りの人を下に見ているんです。自分が一番、自分を解っていないのにね。でも、こういう女、多いんだよね。

わたしのハワイ

いやぁ~、私は、この映画、お勧め出来ないなぁ。またお勧め出来ない映画になっちゃった。だって、観ていて、イライラするんだもん。誰が、この映画を観て、ハワイに行きたくなるかってーの。ロコモコとか、今更、紹介されても、日本の食べ物の方が美味しいに決まってんでしょ。(笑) 榮倉さんのファンの方には、良いかな。彼女はかわいいし、笑顔も良いもんね。でも、こんな性格の悪い女性を演じて欲しくなかったな。ま、仕方ないか。もし、気になったら、観に行ってみて下さい。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





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