イタリア映画祭にて「フェデリコという不思議な存在」を観ました。
内容は、(ドキュメンタリー風なので、ストーリーは無いと言って良いでしょう。)
親友として終生親交のあった監督エットレ・スコーラ自信の記憶をもとに構成された、セミドキュメンタリー風フェリーニ伝。映画の前半では、風刺雑誌「マルカウレリオ」に漫画家として賞を得て、シナリオライターとしても頭角を現していく若き日のフェリーニの姿が、再現ドラマのスタイルで描かれる。後半は、フェリーニの創作の舞台裏が様々な切り口であかされる。
というお話です。

これ、ドキュメンタリー風と言いながら、ほとんど、ドキュメンタリーっぽい作りで、フェリーニを知らない私には、申し訳ないけど、全く感動がありませんでしたし、面白味も解りませんでした。少しでも、フェリーニを知っていれば、フェリーニの映画と比べながら楽しめたのだろうけど、知らないと、何が何だか解らないんです。

座っている後ろ姿が、チャーチルに似ているな~とか、フェリーニさんって、若い頃、イケメンだったんだな~とか、そんなことしか思い浮かばなくて、ダメですね。
フェリーニの歴史を観ていると、この人は、才能があったからなのか、とても恵まれていたんだなと思いました。就職も順調に出来て、そこからは上がる一方で、素晴らしい監督として成功するまで、精力的に創造を繰り返して行ったということが判りました。
それにしても、私、フェデリコ・フェリーニ監督の作品を1作も観ていないと言うのは、映画好きと言うには、問題があるのかも知れないなぁと思いました。でも、古い映画を観ていると、眠くなっちゃって、辛いんですよねぇ。少し、古い映画も、頑張って観てみないといけませんね。恥ずかしい限りです。
そんな訳で、フェデリコ・フェリーニ監督の歴史を観させていただいたというだけで、感想が書けません。へぇ~という言葉しか出てきませんでした。スミマセン。
この映画、古い映画ファンの映画オタクの方達が騒げば、公開もあるかも知れません。なんたって、私の管轄外の映画なので、何ともお勧めとも、そうでないとも言えないんです。映画の学校とかで上映すれば良いかも知れないね。もし、観る事がありましたら、楽しんでくださいね。
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