「MUD-マッド-」マシュー兄さんの魅力たっぷり!こんなオジサマの為なら私も手伝っちゃう! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「MUD-マッド-」を観てきました。


ストーリーは、

14歳のエリス(タイ・シェリダン)はアメリカ南部、アーカンソー州の川辺のボートハウスで両親と暮らしている。彼はある日、親友ネックボーン(ジェイコブ・ロフランド)と出掛けたミシシッピ川の島でマッド(マシュー・マコノヒー)という男性と出会う。エリスは世間から隠れて暮らす彼に興味を抱くが、ネックボーンはマッドのことを快く思っていなかった。

というお話です。


マッド

やっぱり、マシュー兄さん、ステキだわぁ~。о(ж>▽<)y ☆またも、好きになってしまいました。荒っぽく子供と関わって行くんだけど、どこか優しさがあって、こんな男性がお父さんだったら、息子もカッコ良く、頼もしく、男らしく育つんだろうなぁ。変に、息子に気を使ったり、おべっかを使ったりする父親より、ちょっと突き放しているようで、すごく愛がある育て方の方が、良い人間に育つよね。父親、ここにありみたいで、ステキです。

マッド

エリスは、夜、両親が言い合いをしているのに気が付きます。ボートハウスでの暮らしでは、家計が回らず、母親は陸地に住んで普通の生活を望んでいるんです。その事で、父親とは上手く行かなくなっていました。エリスは、両親の喧嘩を見るのがイヤで、友達のネックボーンとボートで川の中州の島にある、木の上にあるボートに遊びに行きます。そのボートには、先にある男性が住んでいました。

マッド

彼は、マッドと言い、ジュニパー(ジェニファーだと思うけど訳が変でした。)と約束をしているから、そこから動けないから食料を持ってきて欲しいと頼みます。気になったエリスは、食料を運びながら、色々な話をマッドとする事となります。一方、ネックボーンは、最初、マッドを疑っていますが、エリスが、愛する人の為に戦っている人だから良い人なんだという気持ちを聞き、協力するようになります。

マッド

マッドは、ジュニパーの為に、ある人たちに追われる身となり、命の危険に晒されています。そんな彼を、必死で助けようとするエリスとネックボーンの純粋な気持ちは、マッドの気持ちも動かし始めます。そんな3人の気持ちをよそに、危険は、直ぐそこまで近づいてきていました。そして、マッドとジュニパーの愛の行方は?という感じかな。

とにかく、エリスとネックボーンが、とても生意気でかわいいんです。エリスは、愛は決して壊れるものでは無いと思っていて、両親の中が悪いのは愛が無かったからだと思い、受け容れられないんです。そんな時に、マッドとジュニパーの愛を聞き、愛し合っているなら一緒に居るべきだと思って、2人の為を思って、必死で協力をするんです。


マッド

でもね、愛って、壊れるものだし、結構、儚いものなんですよ。簡単に崩れてしまう。どれ程、愛し合っていても一緒に居られない事もあるし、愛していなくても性格が合えば、一緒に生活は出来るし、難しいですよね。初恋は実らないと言うけど、一番好きな人と一緒に居るより、二番目に好きな人と一緒に居る方が幸せになれるのかも知れません。そんな愛の不思議な面を、エリスも、少し知ることになったんじゃないかな。最後は、少し、大人になったエリスを見る事が出来ますよ。

マッド

マッドという追われる男性と、無垢な少年2人の関係が、とても良いんです。マッドは、2人を子供扱いせず、一人の男として、頼み事をしているような感じで、少年たちも、それに応じて行くという姿が、今までの、子供と大人の関係で感動を得るような映画とは違い、すがすがしくて、カッコ良くて、一味違うんです。もちろん、感動をするんですけど、その感動が、ベタベタしていないんです。それが、良いんだよな。

マッド

私は、この映画、超お勧めしたいなって思います。ちょっとサスペンス要素も入っていて、撃ち合いなどのアクションもちょっとあったりして、その上で、感動がくるので、楽しめるんです。でも、内容としては、単館系かな。全国公開するような作品ではありません。でも、面白いと思いました。あまり上映館はありませんので、DVDが出たら、ぜひ、観てみて下さい。6月頃、発売予定だそうです。

ぜひ、楽しんでくださいね。カメ




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