「ドン・ジョン」を観てきました。
ストーリーは、
家族関係は良く教会通いも欠かさないジョン（ジョセフ・ゴードン=レヴィット）は、ナンパにかけては無敵で周囲からは伝説のプレーボーイ、ドン・ファンにちなみドン・ジョンと呼ばれていた。誰もがうらやむモテ男なのだが満たされない彼は、さらなる快楽を求め日々ポルノ鑑賞に熱中。そんなある日、正反対のタイプの女性2人と出会った彼は、接していくうちに自身の人生を見つめ直していく。
というお話です。
私、この映画、結構、笑ってしまいました。面白かったよ。ただ、下ネタがダメな人には、笑えないかもね。だって、主人公のジョンは、女とヤッた後でも、ネットでポルノを見て、再度、マスかいちゃうんですもん。どんだけ精力絶倫なんじゃいって思っちゃうけど、そんなにヤリたくなるもんなの？私は、女だからわかんないけど、どうなんだろう。１０代の時は、抜かずに７回連続イケルとか、聞いたことあるけど、ジョンは、もう３０代の設定だと思うんだよね。不思議でした。
そんなジョンが、ある日、理想の女性（スカーレット・ヨハンソン）と出会い、理想のカップルとなるのですが、付き合っていても、やっぱり、ポルノを観るのを止められないんです。まぁ、浮気をするより、マシだと思うんだけど、彼女と寝た後に、すぐ観るというのは、ちょっと失礼よね。彼女は、腹を立てて、二度と観るなって怒るんだけど、どうなの？男って、そういうもんなの？私、夫がＡＶを観ていたら、一緒に観たいタイプなので、どーも、この感覚が解らないんですけどね。(笑)だって、ＡＶとかって、面白いじゃん。絶対あり得ない設定とかだったりするから、笑っちゃうのよね。
ジョンは、仕事をしながら、学校にも行っていて、学校で年上の女性（ジュリアン・ムーア）と出会います。最初は、オバサンとか呼んでいるんだけど、何度も学校で会う内に惹かれあいます。彼女にポルノが見つかり、上手く行かなくなっていたので、今度は、年上の女性とベッドイン！そこでジョンは、あれ？と気が付きます。そして彼女に教えられます。アナタは独りよがりのＳＥＸなのよって。
言われてみれば、確かに、相手に対しての気持ちがそこに無いＳＥＸは、その一瞬は気持ちが良いかも知れないけど、すぐに不安や物足りなさが込み上げてくるんだよね。たとえば、お酒を飲んで、酔っている時は気持ちが良いけど、冷めると、酔っていた時の事とかを思い出して、あーあ、バカな事ヤッちゃったなって思うのと同じなんです。
反対に、気持ちが付いてきているＳＥＸは、永遠に続けば良いって思うような満足感があると思うんだよね。目が覚めた時に、隣に相手が寝ていてホッとして、また寝ちゃうような感覚かな。だから、このジョンも、満足が行かないＳＥＸの後に、ポルノを観ていたんだろうなって思いました。本当に愛するって言う事を解っていなかったんじゃないかって。理想の女、理想のＳＥＸを体験しただけで、気持ちがそこに無かったんだろうと思うんです。
彼が、最後は、誰とくっついて、本当の愛を手に入れられるか、楽しみにしてください。バリバリのポルノ中毒男が、マスターベーションを止められるのか、楽しみにしてくださいね。それにしても、ジョンって、一回の量が少ないんじゃないの？だって、マス１回で使うティッシュ、１枚だったわよ。ティッシュ１枚じゃ、普通、足りないんじゃないの？そんなにちょこっと出すだけじゃ、そりゃ、何回もしないと満足しないよねぇ。(笑)
私は、下ネタＯＫの方には、超お勧めしたいです。下ネタを恥ずかしがったり、嫌悪したりする人には、ムリかな。だって、そういう場面が山ほどというか、ほとんどその場面しか無いんだから。私は、超笑えたんだけどね。あまりに沢山のＡＶシーンがあるから、細かい事が気になっちゃって、大笑いでしたよ。そんな風に笑える人は、ぜひ観てみて下さい。
ぜひ、楽しんできてくださいね。