「燃える仏像人間」を観てきました。
ストーリーは、
京都で仏像が次々と盗まれる事件が発生。寺の娘で女子高生の紅子は実家の仏像が盗難に遭い、さらに両親を殺されてしまう。家族ぐるみの付き合いのある円汁の話によれば、犯人はシーダルダという盗賊集団の可能性があるという。そして、円汁の寺に引き取られた紅子は、円汁の秘密の部屋で両親と仏像が合体し溶け込んだような生命体と対面し……。
というお話です。
スミマセン、私、この映画、良く理解出来ませんでした。珍しいアニメーションだってことは解りましたが、お話が、良く理解出来なくて、どう感想を書いたら良いのかも悩みます。困ったなぁ。でも、とりあえず、書いてみますね。
女子高生の紅子は、お寺の娘です。ある日、家に帰る道で、寺にパトカーが来ている事に気が付きます。驚いて家に帰ると、両親が殺されているんです。それも、半身に切断されて。あまりのショックで、叫ぶ紅子をなだめたのは、子供の頃から知っていた円汁で、彼の寺に引き取られることになります。円汁は、両親を殺害したのは、仏像の盗難をしているシーダルダという組織だと思うと話します。
少し落ち着いたある日、紅子は、円汁の寺で秘密の部屋を発見し、そこで、仏像と融合した両親を見つけます。驚いた紅子に、その周りにいた仏像と人間の融合体が襲い掛かろうとするところを、シーダルダという組織の仏像人間(仏像と人間の融合体)が助けます。彼らの話を聞き、円汁から聞かされていた話と正反対の真実があるという事を知ります。そして、紅子自らも仏像人間となり、円汁と戦う事を決意します。円汁も、仏像と何度も融合をして、最強となって戦いに挑んできます。
こんな解説で解りますかね。私、自分で書いていて、本当にこんな話だったのか、ちょっと不安なんですけど、でも、確か、こんな話だったような気がします。何故、良く解らないかと言うと、細かい部分の情報が多すぎて、覚えられないんです。たとえば、仏像と人間を融合させる機械なんですが、確か、融合と合体というボタンがあったんじゃないかな。なんか、2種類あったんですよ。その違いは何なの?とか悩んだり、お婆さんが病院で長い間眠っているのですが、精神だけは異次元世界で修行をしているとか、その異次元世界というのが出てきちゃった時点で、仏像と人間が合体しているのは異次元じゃないの?とか、もう、頭の中がグルグルしちゃって、意味が解らなくなっちゃったんです。
この映画を真面目に考えてはいけないのかも知れません。どうしても、つい、追求したくなってしまい、頭の中がグルグルしちゃうのですが、ま、いいかって思っていれば良いのかもしれませんね。(笑) それにしても、良く解らなかったなぁ。
あ、でもね、とっても面白いアニメーションなんです。昔の紙芝居のようなんですよ。と言っても、昔の紙芝居を観た事がないのですが、TVとかでやっているのを見て、それと同じような感じだなぁって思いました。紙に書いて、切り取って、それを背景の前で動かしていくって感じかな。不思議な感じなんですよぉ。
そして、絵もちょっと変わっているんです。見た目が、とってもグロいんです。キモいの。主人公の女の子でさえ、キモくて、好感が持てないんですよ。変わりものが好きな人には、楽しまれるかも知れないけど、一般の人は、あまり観たいと思わないかもね。
私は、グロ、キモいものが大丈夫な人には、お勧めしたいと思います。ちょっと、普通と違う、不思議な世界が体験出来ます。でも、普通の感覚の持ち主が見ると、途中で観たく無くなるかも知れません。(笑)
気になる方は、ちょっと観てみてくださいね。
ぜひ、楽しんできてください。
・燃える仏像人間@ぴあ映画生活
- 燃える仏像人間 [DVD]/ビデオメーカー
- ¥3,990
- Amazon.co.jp