「ホビット 竜に奪われた王国」3Dを観てきました。
ストーリーは、
ホビット族の青年ビルボ・バギンズ(マーティン・フリーマン)は、魔法使いのガンダルフ(イアン・マッケラン)や屈強なドワーフの一行と共に、たった一頭で一国を滅亡に導くと伝えられる邪悪な竜スマウグに奪われたドワーフの王国を奪取すべく旅に出る。竜の潜む山を目指す道中、巨大なクモの大群や凶暴なオークたちが一行の行く手を阻むように次々と立ちはだかり……。
というお話です。
相変わらず、凄いビジュアルで、驚くような映像を観る事が出来ます。CGが凄いとかいうレベルでは無く、本当にこの世界があるような気持ちにさせてくれて、満足出来るものでした。もう、映像に関しては言う事が在りません。ただ、3Dで観るべきかと言われると、何とも言えません。SF的なものではないので、通常の2D版でも、ある程度は満足出来ると思います。世界の雰囲気を味わいたいのでしたら、3Dも良いかなと思います。
内容に関してですが、1作目と3作目の繋ぎとなるので、最初と最後がスッキリしているものではありません。前作の続きで、旅を続けているドワーフたちとビルボは、スマウグにから国を取り返すべく、エレボール山を目指すのですが、途中で、ウルク=ハイや、蜘蛛に襲われ、エルフの国に逃げ込みます。助けてくれるのかと思いきや、エルフとドワーフの昔からの確執があり、囚われてしまいます。ただ一人、指輪によって姿を消すことの出来るビルボは、その力を使い、ドワーフを助け出し、川を下り、エレボールの麓の町までたどり着きます。そして武器を揃え、エレボールへ。

書いていても思うのですが、本当にロールプレイングゲームなんですよね。色々な町によって、アイテムを集めて、仲間を集めて、戦って、ラスボスに行きつくってことです。ラスボスがスマウグね。でも、今回も、全く、決着は付きません。また続きます。きっと3作目の最後が、ある程度、「ロード・オブ・ザ・リング」に繋がるんだろうなって思います。
今回、本編でも、サウロンが出てきていて、ウルク=ハイが、既に仲間を増やして従っているので、ロード・オブ・ザ・リングの世界につながっているんだなぁという事が判ります。そういうところが、前作を観ているほど楽しめると思いますよ。あのサウロンの目も、オオッと思って、悪に引き込まれそうになりました。悪の魅力もあって、この映画、面白いよねぇ。
今回、新しいエルフのキャラで、タウリエルという女性が出てきます。これが、レゴラスの思い人なのですが、タウリエルはドワーフの一人に惹かれ始めます。エルフとドワーフって、どーもカップルの想像が出来ないんだけど、どうなんだろう。一応、映画の中では、上手く行きそうな雰囲気になっていましたが、種族が違うんだから、止めた方が良いと思うな。ネコと犬の交配はあり得ないし、オウムと文鳥の交配も無いでしょ。止めておいた方が賢明だと思います。(笑)
レゴラス、ちょっと老けたような気がしたんだけど、時間的には、若くないとマズいのよね。エルフだから、年齢は別に関係ないけど、何となく老けたなぁって思ってしまいました。他のキャラクターは、違和感なく、受け容れられました。一番のお気に入りは、やっぱり、ビルボかな。ワトソンさんで良い印象があるので、ビルボでも、やっぱり役に立つなぁって感じですね。ドワーフの中にも、イケメンが何人かいるのですが、私、良く区別がつかず、イケメンだなぁって思うだけで覚えられません。唯一、今回、人間として出てきた弓使いのバルドが好きですね。三銃士でアラミスを演じていたルーク・エヴァンスさんです。でも、彼、ゲイだから、ちょっと寂しいけど。
この映画、私は、お勧めしたいと思います。超とは言えません、その訳は、3作、一気観しないと、話を忘れてしまうからです。(笑)忘れた頃に、次の作品が出てくるのでは、忘れちゃうんですよね。観に行く前に復習をすれば良いと言われるかも知れませんが、観ている暇が無いので、困ってしまいます。公開時に、素晴らしい映像を大画面で観ておいて、最後、3作そろったら、家で一日かけて、3作観るのが良いかなって思いました。ぜひ観に行ってください、その素晴らしい映像に感動すると思いますよ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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