未体験ゾーンの映画たち「悪魔の秘め事」を観てきました。
ストーリーは、
著名な女優キャサリン(レナ・オリン)は夫が何者かに殺害されてからは一線から退き、今は若手脚本家と再婚。娘である新進女優のゾーイ(ロザムンド・パイク)は、そんな母に対するコンプレックスを抱えていた。ある日、ゾーイの撮影現場で刺激を受けたキャサリンは、自伝の出版に合わせて再び表舞台への復帰を決意。しかし、キャサリンに脅迫状が届き……。
というお話です。
これ、騙されちゃいました。だって、ジェニファー・ローレンスが出演しているっていうから、どんなのかと思ったら、ジェニファーが出ているのは、2カットくらい。1分も無かったんじゃないかな。これは、カメオと言っても良いんじゃないの?名前を全面に出しちゃダメでしょ!と怒りから入ってしまいましたが。
話としては、女優のキャサリンの夫が殺され、彼女に殺人の嫌疑がかかります。でも、証拠は無いし、結局、犯人は捕まらないまま、未解決となります。キャサリンは、事件後、女優業を辞めて、今は、娘のゾーイが女優を始めていました。ゾーイは、女優を始めましたが、偉大な母の影がいつもあり、全く認められることがありません。ま、確かに、演技は下手なんですけど。
で、母親のキャサリンが若手脚本家と再婚します。そして、自伝の出版に合わせて、女優復帰すると宣言します。これからと言う時に、キャサリンに脅迫状が届き、ある事をばらされたくなければ別荘に一人で来るようにと書かれていました。仕方なく、別荘に向かうキャサリン。
別荘に着いてみると、何故か、娘のゾーイと、マネージャー、そして再婚した夫まで集まってきます。誰が脅迫状を送ったのか。目的は何なのか。そして、秘密とは何なのか、ということになってきます。誰もが怪しそうで、何がしたいのかが判りません。期待を膨らますのですが、そのオチがちょっとガッカリという感じでした。う~ん、ありがちなんですよね。まぁ、仕方ないか。
事件に関しての事じゃなくて、最後に、母親のキャサリンが怖かったですね。女優だから、母親も演じて、女優も演じて、女も演じていたんじゃないかっていうように見えて、こえ~なぁって思いました。女優には、本当の愛ってもんがあるのかなと感じてしまった。
いやいや、期待して観に行ったのですが、あまり良く訳が解らなくて、あまり面白い展開もしないので、ガッカリでした。一応、有名女優が出ているのですが、話はダメでしたね。勿体無いって感じです。何か良い部分を見つけようと思うのですが、見つからないんだよねぇ。面白くなかったって言ってしまって良いかな。
私は、この映画、お勧め出来ません。面白くなかったもん。でも、有名女優さんが出ている事と、ジェニファー・ローレンスのデビュー当時なのかな、その映像が、一瞬、映ります。でも、期待しないでね。一瞬ですから。もし、機会があったら、観て下さいね。
ぜひ、楽しんでください。
・悪魔の秘め事@ぴあ映画生活