「抱きしめたい -真実の物語-」運命に翻弄されながらも、幸せな時間を過ごせたと思う。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「抱きしめたい -真実の物語-」を観てきました。


ストーリーは、

交通事故で奇跡的に助かったものの、左半身と記憶能力に後遺症が残ったつかさ(北川景子)。そんな過酷な状況でも明るく前向きなつかさに、タクシードライバーの雅己(錦戸亮)は一生愛すると誓う。多くの障壁を乗り越えて結ばれ、小さな命を授かり、幸せの絶頂というそのとき。二人にとってつら過ぎる運命が待ち受けていた。

というお話です。

抱きしめ

あまりにも悲しいお話で、感動しました。交通事故で、左半身不随になり、記憶障害という後遺症まで残ってしまったつかささん。交通事故なんて、いつ誰に起こるか解らないし、今まで、何不自由のない生活をしていたのに、突然、目を覚ましたら、左側が動かないし、記憶が消えてしまうということまで起きて、本人は、本当にショックだったと思います。

抱きしめ

そんな困難な状況にあっても、明るく、負けずに生きていたつかささんと、出会った雅己さん。2人とも、不器用で、カッコいい出会い方ではないかも知れないけど、でも、段々と惹かれあい、イイ感じになっていくんです。でも、つかささんは、一人で生活するのは困難な状況で、つかささんの母親も、雅己さんの両親も、その交際を良く思ってはいませんでした。

抱きしめ

でも、2人は周りの反対を押し切り、付き合い始めます。2人にとって、つかささんの障害は、大した問題では無いんです。しっかり心で繋がっていて、補えるところは、どちらかが補えば良いっていう考え方なんです。このつかささんが素晴らしいなって思ったのは、障害がある事を、キチンと受け入れている事なんです。これは出来るけど、これは出来ない。無理して、一般の人と同じように振る舞おうとしないところが、素晴らしく心の広い人だなと思いました。


抱きしめ

だからこそ、雅己さんにも、自分を背負う必要はないから、逃げるなら逃げて貰っても良いと言うんです。好きな人に、自分を捨てても良いと言う事が、どれ程辛い事なのか、人を好きになった人なら判りますよね。雅己さんを心底愛していたからこそ、言えた言葉だったと思います。そして、2人は、結ばれる事となります。

抱きしめ

色々な反対はあったけど、2人は結ばれ、子供も授かります。幸せな2人の未来は、順風満帆に見えていましたが、また、2人に困難が襲い掛かります。どうして、こんなに正直でステキな2人に、神様は酷い仕打ちをするんだろうって思っちゃいました。なんで、2人にだけ、こんなに悲しい事が起きるのかと不思議でした。でも、運命として受け入れるしか無いんですよね。悲しい運命です。

悲しいお話ですけど、でも、2人がどんな困難があっても、愛を貫いて、精一杯、幸せに暮らしていたという事がわかる映画です。普通の出来事が、こんなにも嬉しくて、楽しくて、幸せって、こんなに近くにあるのだと言う事に気が付くんです。

抱きしめ

2人の美しい愛を観て、自分の周りにもある幸せを見つけて下さい。きっと、2人に負けないほどの幸せが、誰の周りにもあって、それに気が付かないだけだと思います。ぜひ、ステキな2人を観てきてください。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ




抱きしめたい-真実の物語-@ぴあ映画生活




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