「タイガーマスク」を観てきました。
ストーリーは、
特殊マスクを身に着け“タイガーマスク”となり、ブラックマネーが行き交う試合に出場する伊達直人(ウエンツ瑛士)。孤児院で育てられた彼は大切な友の命、そして非常に大切だった居場所を奪われ、復讐(ふくしゅう)の獣と化して戦い続けることを心に決める。
というお話です。

これ、パチスロを作るからついでに作った映画なんですか?なんか、上映館もほとんど無いし、CGは、パチスロ用のを流用していたようだし、もう少し、映画として作って欲しかったなぁ。ウエンツくん、好きなんだけど・・・。タイガーマスクというから、プロレスの場面が多いのかと思いきや、全く戦う場面が無くて、え、それだけ??みたいな感じで、アゴが外れそうになってしまいました。(笑)
タイガーマスクって、アニメでやっていたと思うんですけど、観ていないんですよね。プロレスだったし、あまり興味が湧かなかったからだと思うんですけど、歌だけは、良くかかっていたので、知っていました。でも、聞いた話のよると、虎の穴に育てられたんだけど、そこを抜けたから、追われるようになって、そいつらと戦う事になるらしいって事で、ふ~んって思っていたんです。

アニメのラストが衝撃的で、プロレスの試合に行く途中で、子供を助けるためにダンプカーかなんかの前に出て轢かれてしまい、タイガーのマスクを持っていると、自分がタイガーマスクだったことがバレちゃうので、瀕死の状態で、マスクを川に投げ捨てて、終わるって聞いて、それだけで悲しくなって、泣きそうになったんですけどね。子供のアニメにしては、すごい終わり方ですよね。でも、今回の映画では、そこまでは描かれていません。安心してね。
アニメの話は置いておいて、この映画の話なんですが、やっぱり、ダメ出ししたいなぁ。話は、一応、解りました。虎の穴に行って、修行して、タイガーマスクっていうのも、理解出来ます。でもね、映画として、これでイイの?ウエンツも可愛いし、文句を言いたくないけど、でも、仕方ないです。映画としては、ちょっと、これは、ダメでしょう。成り立ってないです。
プロレスをするヒーローという設定なのに、プロレスをしていないし、虎の穴の秘密も、タイガーマスクの秘密も明らかにならず、まるで、戦隊ヒーローものか、ライダーもののように作られていて、虎の穴は、まるでショッカー状態。おおーい、タイガーマスクは、あくまでも人間だぞーと言いたかったけど、既に映画になってしまっているのだから仕方がない。
とにかく、無理やりに作るのは止めて欲しかった。折角、プロレスの話なんだから、もっと、アナログ撮影をして、プロレスの試合とかを詳しく撮ったりすれば良かったのにね。プロレスの技とか、私なんて、全く知らないので、技の説明とか、ルールの説明とか、これは反則とか、そういう説明を入れながら映画を作れば、もっとプロレスの人気も上がったんじゃないの?女性は、ほとんどがプロレスを知らないから、映画とかから入門出来れば、本物を観に行ってみようとかいう気持ちになったかも知れないのにね。
今回は、制作者の方が途中でお亡くなりになったり、色々あったようなので、仕方ないとは思いますが、もし、もう一度という話があるなら、もっとプロレスの映画として作る事をお願いしたいです。
スミマセンが、私は、この映画、お勧め出来ません。だって、面白くないんですもん。仕方ないです。ウエンツは、とっても可愛いので、ファンの方は観てみて下さい。かわいい顔で、ステキな肉体のウエンツくんに会えますよ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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