「パーシー・ジャクソンとオリンポスの神々：魔の海」を観てきました。
ストーリーは、
ギリシャ神話でも知られる海の神ポセイドンと人間の母の間に生まれた、ハーフゴッドのパーシー（ローガン・ラーマン）。謎のクリーチャーに襲われた彼は、それを きっかけに人間界と神々の世界の境目にあった結界が破られ、ハーフゴッドの世界を守るタレイラの木が枯れようとしているのを知る。また、その裏にはポセイドンらによって封印された神々の父クロノスの復活が関与していた。彼の邪悪なパワーを食い止め、世界を救うべく、パーシーと仲間たちはその鍵となる黄金の毛皮を探し求める冒険に出発し……。
というお話です。
この映画は、どちらかと言うと、子供向と言っていいかな。楽しめる作品ですし、ギリシャ神話を元に作っているから、面白いとは思うんですけど、子供でも解りやすいように気を使っているので、大人が観ると、ちょっと物足りないかな。クロノスがどういう神で、自分の息子たちにどうやって倒されたのかまで知っていると、もう少し楽しめるかな。
これは、１作目を観ている人の方が、良く解るかな。誰が、どの神の子供かという事があるし、ハーフゴッドの訓練所と言うところに居るという事も、ほとんど説明が無いので、観ていないと、どうしてそこに変わった子供たちが沢山いるのかという事が解りにくいのではないかと思いました。そして、クロノスを復活させようとしているハーフゴッドが誰なのかというのも、前作を観ていないと、前の因縁が関わってきているので、問題かなと思いました。
ハーフゴッドの訓練所を魔物から守っているシールドは、ゼウスの娘であるタレイラが自分の身を捧げて発生させている物であり、そのおかげで、ハーフゴッドたちは、安心して、神の力を磨くことが出来、正しい道を歩んでいけることになるのですが、ある日、そのシールドの力が減少し、消えそうになっている事が解ります。誰かがタレイラの木に毒を打ったようで、木を死なせない為＝シールドを消さない為に、生命の復活を促す黄金の毛皮を手に入れる旅に出ることになります。
その旅に出る前に、重要な事件がっ！パーシーに兄弟が居ることが解ります。それも、人間と神のハーフではなく、サイクロプス（キュクロプス）と神のハーフ。ポセイドンパパったら、何やってんじゃいって感じなんだけど、仕方ないわよね。息子なんだから。なんか、字幕でキュクロプスってなってたんだけど、英語ではサイクロプスって言ってたから、ま、読み方の違いだけだと思うけど、一応、同じものだって事を解ってください。
そんな兄弟と一緒に旅をする事になり、色々な怪物に出会って、パーシーは、自分に関する予言がある事を知ります。なんか、”ハリーポッター”の時のような、重要な予言なのかと思ったんだけど、対して重要では無かったし、どーも、予言は沢山あるみたいだから、ちょっと、拍子抜けって感じでした。
何となく、イマイチ入り込めないと言うか、やっぱり子供向けという事で、大人が観るには、物足りないんです。映像とかは、まぁ、頑張っているとは思うのですが、何となくね～。仕方ないとは思うけど、せっかく、ローガン・ラーマンが可愛いから、もう少し、話を練って欲しかったな。次回作は、もっと激しいアクションとかも欲しいし、話も練って欲しいな。
今度は、ゼウスの娘との絡みが出てきそうで、結構、楽しみにしているんですけど、今作が当たらないと、次回作の話が流れてしまうかも知れないので、みんな、観てね。
私は、この作品、子供向け映画として観るなら、お勧めしても良いと思います。大人には、ちょっと物足りないけど、でも、子供と一緒に観るなら、良いと思いますよ。観る前か観た後に、ギリシャ神話の本を読ませると、いいんじゃないかなぁ。こういう神話って、大人が教えにくいような事も、神話として描いてくれているから、良いと思いますよ。私は、神話と聖書で、エッチな事も勉強しました。(笑)
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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