「死霊館」を観てきました。
ストーリーは、
1971年アメリカ・ロードアイランド州、両親と5人の娘たちが古びた一軒家に引っ越してくる。しかし、毎朝母親の体にあざができ、一定の時間に止まる時計など不気味な怪現象が次々と発生し、娘たちに危害が及んだことから、一家は心霊学者のウォーレン夫妻(パトリック・ウィルソン、ヴェラ・ファーミガ)に解決してほしいと依頼する。夫妻が現地を調査すると恐るべき歴史が明らかになり、夫妻は館に巣食う邪悪な存在に立ち向かうが……。
というお話です。
引っ越したお家と言うか土地に魔女の呪いがかかっていて、引っ越した家族に悪魔が恐怖を与えて行くという話です。昔から、このパターンは多いですよね。今どき、この話ですか?って聞いてしまいそうなほど、懐かしい展開で、ハイハイって感じでした。
何故か、呪いのかかった家って、地下室があるのよね。で、そこに、古い家具とかがあるって、お決まりでしょ。そして、大体、一番年下の子供に、何かグッズが渡って、霊の子供と仲良くなるって、もー、ここまでカンペキに同じだと、笑ってしまいますが、同じなんですよねぇ。(笑)
ま、これが実話だと言うので、百歩譲って、許す事にしましょう。毎度毎度、悪魔も同じ事ばかりやるのは飽きるだろうと思うのですが、仕方ないのかなぁ。このパターンがオキテなのかも知れませんね。これがオキテだから、この通りにやってねって、メールで連絡網が回っているのかも。(笑)悪魔も上下関係が厳しいから、逆らえないんでしょうねぇ。悪魔も苦労してるなぁ。
そんな苦労人の悪魔さんは、家族に取りつき、家族全員殺してやろうって意気込んでいるのですが、そこへ、心霊学者のウォーレン夫妻が出てきて、邪魔をし始めたから、さぁ、たいへん!ここで戦いが始まるんです。でも、今回、いつもと違うのは、神父さんじゃないので、悪魔祓いが心霊学者だから出来ないってことなんです。
色々な機械を家に取り付けて、霊の証拠を取ったりして、ヴァチカンにエクソシストを派遣して貰おうとするのですが・・・。どうなるでしょ~。ネタバレは出来ません。ここから、彼らがどうするかは、映画を観てくださいね。ま、でも、ホラーの基本を外さないので、ホラーをたくさん観ている人は、大体、想像が出来ると思います。
あまりにも、王道を行くので、ちょっと途中で飽きてきてしまいました。で、眠くなると、白塗りの悪魔さんが、モンッと出てくるので、ちょっと笑って目が覚めて、という繰り返しでした。やっぱり、あまりにホラーを見過ぎていると、感動も恐さも無くなってしまうのかなぁ。でも、怖い映画は怖いんだけどねぇ。
スミマセン。折角のホラー映画なのに、私は、眠くなったり、笑ったりの連続で、恐さが一切感じられませんでした。スプラッター系でも無いので、グログローで楽しむ事も無くて、なんだか、この映画を観たんだか、昔の映画を思い出してたのか、良く解らないような感じで終わってしまいました。
私は、この映画、あんまりお勧め出来ないなぁ。何故なら、以前に何度も観てきたホラーと同じだし、新しい事も何もなく、私は、一切怖くなかったので、ホラー映画としてお勧めは出来ません。でも、お笑い映画だと思って観るなら、勧められるかも。(笑)興味がある方は、観てみてください。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
- 悪魔の棲む家2005〈特別編〉 [DVD]/20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
- ¥995
- Amazon.co.jp