「パシフィック・リム」内容は無くとも、怪獣とイェーガーのビジュアルに興奮! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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「パシフィック・リム」を観てきました。


ストーリーは、

2013年、突然未知の巨大生命体が太平洋の深海から現われる。それは世界各国の都市を次々と破壊して回り、瞬く間に人類は破滅寸前へと追い込まれてしまう。人類は一致団結して科学や軍事のテクノロジーを結集し、生命体に対抗可能な人型巨大兵器イェーガーの開発に成功する。パイロットとして選ばれた精鋭たちはイェーガーに乗り込んで生命体に立ち向かっていくが、その底知れぬパワーに苦戦を強いられていく。

というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-パシフィック

趣味の映画でしたねぇ~。トロ監督、本当に、日本の特撮とアニメが好きなんですねぇ。知っていたけど、これほどとは、驚いたっ!円谷プロの特撮やアニメを観ていた私は、話は置いといて、ビジュアルに、大喜びでした。だって、あのシンクロして戦う感じ、エヴァでシンジとアスカが一緒に戦っていた姿にそっくりだったし、イェーガーは、鉄人28号にそっくりだったし、怪獣が戦うシルエットはマジでエヴァそのものでした。なんだか、ハリウッド映画を観に行ったはずなんだけど、ウチワ受け状態の雰囲気がプンプンしてしまって、これ、特撮やアニメを観ていない人って、どこで楽しめるんだろうって、心配になってしまいました。(笑)


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-パシフィック

内容は、ほとんどありません。(笑)だって、ある日、海底に異次元との口が開いて、そこから怪獣が地球を襲ってくるって、どこかで聞いたことあるでしょ。ほらほら、「ミスト」という映画があったでしょ。あれですあれ。同じように異次元から怪獣が来てたでしょ。だから、その続編と言われても、納得してしまうようなお話です。で、異次元の口から出てくるんだから、それを塞げばイイじゃんって事だよね。簡単な解決法なんだけど、それが出来ないんですよねぇ。色々、大変なのよ。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-パシフィック

イェーガーでも、そろそろ太刀打ち出来ないような怪獣がたくさん出てきちゃって、もう、ムリ~!!みたいな状態で、地球も、もう、ダメかってところで、その解決法をやってみようという事になります。結構、行き当たりばったり的でしょ。なんか、地球規模でロボット作っているくせに、ドンドン壊されちゃって、次が続かないんですよね。どんどん新しいロボットを作って行けばいいのに、何故か、古いのを使ったりして頑張っているのよ。バージョンアップして行けば良いのにね。まぁ、予算とかもあるんだろうけど、人類が滅亡しちゃったら、予算も何もないじゃんねぇ。不思議です。


ま、ここまで説明して解るように、内容は無いでしょ。日本のアニメの方が、よっぽど考えられていると思うけど、まぁ、良いでしょう。せっかく、トロ監督が、お金をかけて、ビジュアルにこだわってくれたんですから、喜ばなくちゃね。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-パシフィック

怪獣は、エイリアンとエヴァンゲリオンを混ぜたような動きをしていましたねぇ。でも、あまり怪獣を細かく映してくれている場面は無くて、やっぱり、怪獣よりロボットを見せる為の映画なんだなぁって思いました。イェーガーは、結構、細かく描いてくれていて、良かったですよぉ。欲を言えば、もう少し、ロボットの技があって欲しかったなぁ。


折角、3体で戦う場面があったんだから、怪獣相手にジェットストリームアタックでもかけて欲しかった。そうすれば、確実に倒せただろうになぁ。ロシアと中国のイェーガーを無駄にしなくても済んだと思うんだけどね。イェーガーは、比重が重そうで、動きが鈍そうなんですよ。こういうロボットこそ、軽量化を一番考えないといけないのになぁ。ファイバー素材とか炭素素材とかなら、もう少し軽く作れたんじゃないの?


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そうそう、燃料なんですけど、電気で動くイェーガーと核で動くイェーガーがあって、やっぱり、核を積んでいる方が、威力がありそうでした。核も、使い方によっては、とても良い利用法があると思うんですけど、ただ爆弾と直結して考えるだけでは、未来に続かないですよね。先日、原爆の日で、原爆の恐ろしさを考えましたが、何か、放射能を完璧に遮断出来る素材を開発すれば、そしてコンパクトに出来れば、車にも電車にも応用出来て、素晴らしい発展に繋がると思うんですけど。難しいのかなぁ。


話戻って、この映画は、とにかく、内容を考えずに、怪獣とロボットの戦いを楽しむ映画です。こういう映画は、大画面で、キャッキャしながら観るのが良いでしょう。あのね、怪獣を倒した後に、解体している場面があるんだけど、その時に、怪獣に付いている寄生虫も捕獲していて、それが、大きなダンゴムシみたいでかわいいの。ちょっと、飼ってみたい感じでした。意思の疎通が出来たら、あのたくさんの足で、”お手”とかしてくれるのかな。触覚掴んだら怒るのかな、なんて、想像が膨らんでしまいました。(笑)


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-パシフィック

私は、この映画、お勧めして良いかな。楽しいもん。私は、特撮もアニメも好きなので、とても楽しめましたが、もし、特撮にもアニメにも興味が無いと、ロボットや怪獣のビジュアルに感動出来ないので、あまり楽しめないかも知れません。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





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