「ローン・レンジャー」日本ではあまり受けないような・・・。ジョニーは相変わらずステキ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「ローン・レンジャー」を観てきました。


ストーリーは、
幼い頃に遭遇した悲しい事件への復讐(ふくしゅう)をもくろむ悪霊ハンターのトント(ジョニー・デップ)は、そのスピリチュアルな力で死の一歩手前の男、ジョン(アーミー・ハマー)を救う。正義感の強いジョンは、目的を達成するためならどんな手段も用いるトントと衝突するも、愛する者を奪われたことで豹変(ひょうへん)。マスクを装着し“ローン・レンジャー”と名乗り、トントと一緒に巨悪に挑む。
というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-レンジャー

これ、昔やっていた、TVドラマなんですよね。全然知らないので、懐かしいとも何とも言えないのですが、スミマセン、私は、あまり楽しいって思えませんでした。なんか、進み方とかスピードがイライラしちゃうんです。主人公が、法を守る事に必至で、そいつには法では太刀打ちできないよって言っているのに、いつまでも、裁判とかなんとか言って、犠牲者を増やしてしまうっていうところが、許せなかったんです。正義と言うのは良いけど、それによって、人が死んだらダメでしょ。本末転倒です。

最初は、ちょっと「ナイト・ミュージアム」っぽい感じから始まります。年を取ったトントが、少年のマスクを見て、昔を思い出して話をするという導入で、ローンレンジャーのお話が始まります。ジョン・リードは、最初は、検事として、その町に赴任して来たんですが、兄に誘われ、レンジャーとして、先住民との戦いが起きないように、パトロールを始めます。そこで、宿敵と遭遇し、兄を殺され、自分も瀕死の状態に。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-レンジャー

そこで、トントに命を救われて、ローンレンジャーと生まれ変わります。だけどねぇ、マスクをして生まれ変わったはずなのに、中身は全然変わっていないのよ。いつまでも法に基づいてって言っているの。マジで、その辺りでイライラしてきて、それを超えたら、眠くて、ちょっとウトウトしてしまいました。

とにかく、キャラクターが出てきた時点で、悪人顔をしているので、誰が黒幕で、誰が悪役なのか、判ってしまうんですよね。昔のドラマって、解りやすいって言いますけど、出来たら、私は解らない方が嬉しいなぁ。でも、昔の人は、誰が悪いか判っているからこそ、安心して観ていられるらしいですよね。水戸黄門と一緒です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-レンジャー

ジョンは、出来の良い兄にコンプレックスを抱いていて、自分は法を守ったり正しい事をしていないとダメなんだって思っているんだけど、トントと戦っている内に、段々と、自分の信じるものに従い、カッコいいヒーローへと変身して行きます。その為に、マスクが大切な役目を果たしているんです。


トントは、子供の頃にやってしまった失敗を悔いて、その復讐をするために、一人で戦い、色々な呪術を使います。先住民の不思議な力で、瀕死のジョンを救ったり、馬と話をしたり、面白いんですよ。白い馬とのコンビが、一番面白いです。白い馬は、神の使いであり、最初は、神聖な感じで出てきたのに、最後の方は、お笑いコンビの相方みたいになってましたよ。(笑)

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-レンジャー

この古典的なアクション映画は、私が説明するまでも無いですね。お決まりの出来事が、何度も繰り返し起こって、周りもそれに従っていき、何度かして、解決していくというものです。パイレーツの時も、このパターンだったと思うんだけど、あの時は、ジャック以外にも魅力的なキャラが多くて、とっても楽しめたんですよね。でも、今回は、ちょっと、魅力がねぇ。ジャックのキャラ、イライラするんですよ。(笑)

スミマセン、ジョニー様が出ているので、好意的な感想にしたかったんだけど、今回は、ちょっとダメでした。私は、入り込めない世界でしたね。エンディングでのトントの姿は、結構、いいなぁって思ったけど、映画本編の内容は、私は、あまり好みではありませんでした。ゴメンナサイ。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-レンジャー

この映画、私は、あまりお勧め作品とは言えないけど、昔の単調なドラマの進み方でも大丈夫な方には、楽しめると思います。それと、昔の西部劇のローン・レンジャーを知っている人には、良いかも知れません。とりあえず、ジョニー様が出ているので、彼を観るだけでも、価値はあると思いますよ。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ





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