「モンスターズ・ユニバーシティ」を観てきました。
ストーリーは、
人間の子どもたちを怖がらせ、その悲鳴をエネルギー源として用いるモンスターの世界。そこに暮らすモンスター青年マイクは、明朗活発でポジティブな思考の持ち主だったが、仲間よりも体が小さくてルックスもかわいいことに劣等感を抱いていた。これでは子どもたちを絶叫させる“恐がらせ屋”にはなれないと、世界中のモンスターが憧れを抱く名門大学「モンスターズ・ユニバーシティ」に入学。期待に胸を膨らませる彼だが、そこにはサリーを筆頭に大きくて姿が恐ろしい“恐がらせ屋”のエリート候補生があふれていた。
というお話です。
かわいくって、感動でしたっ!!マイク、頑張ったのよ~!!この映画、絶対、子供に観せたいって思いました。だって、本当に夢があるし、かわいいし、努力すれば、必ず道は開けるんだっていう事が解るんですもん。未来の道は、いくつもあって、最初の道で挫折しても、次の道を探せば良いんです。自分で良く考えて、ちょっと遠回りしても、目的地に行きつける道を探せば良いのよ。親のいう事だけが正しい訳じゃない、自分で見つけなくちゃね。

マイクは、小っちゃい頃から小っちゃくて、いつもバカにされていたんだけど、根性は座っていたので、誰の嫌がらせにも屈せずに、自分の目標である”恐がらせ屋”を目指して勉強していました。そして、”恐がらせ屋”の入り口となる”モンスターズ・ユニバーシティの恐がらせ学部”に入学します。でも、小っちゃくて、かわいいから、誰も恐がらないの。恐がらせる為の頭脳はあるんだけど、容姿が無いんです。

人間でも居ますよね。大学に入って、試験用の勉強は出来るんだけど、応用が全く出来ない人。人が考えた事を覚えるだけなら、PCの方が優秀なんだっつーの。大学入試までは暗記でも行けるかも知れないけど、それ以降は、使い物にならないって。脳を柔らかくして、シナプス増やさないと、人間失格になりますよぉ~。それに比べて、マイクは暗記も出来て、脳も柔らかいからアイデアは豊富なんだけど、やっぱり容姿がねぇ~。

サリーとマイクは、最初、全然仲良く無いんですよ。全然、合わないの。サリーは”恐がらせ屋”の名門家出身だし、マイクは、努力だけで入学して、見た目も可愛くて、恐くない。だから、全然、合わないんです。でも、大学の中での色々な出来事で、協力せざるを得なくなり、段々と仲良くなっていくの。そういう歴史があるからこそ、あのモンスターズ・インクのお話があるんですね。

二人は、大学で色々な問題を起こして、まずい展開になるんです。でもね・・・。ああー、ネタバレ出来ないから、書けないけど、そこからが面白いのよぉ~。細かい事は書かないけど、でも、これだけは、ちょっとネタバレしても書きたいわ。あのね、なりたいものになる為に大学に入学したんだけど、たとえば、大学で上手く行かなくても、なりたいものにはなれるんですよ。大学を卒業するだけが、その仕事に就くための手段じゃないの。その仕事がしたければ、必ず道はあるから、遠回りでも、その仕事に一歩づつ近づいていけば、必ずなりたいものになれます。二人は、絶対に諦めなかったですよ。
この映画、私は、超お勧めしたいです。特に、子供に観て欲しい。常識に囚われず、自分がなりたいと思ったものに突き進むって、本当にステキな事です。諦めなければ、たどり着けるよっていう”夢”を子供には見て欲しい。親子で、恋人で、友達で、一人でも、楽しめると思います。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
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