「劇場版銀魂 完結編 万事屋よ永遠なれ」を観てきました。
ストーリーは、
自分の存在しない、もう一つの未来の世界へと投げ出されてしまった坂田銀時。なぜか荒廃している江戸の町並みを目にして驚き、そこに暮らす貧しい人々や混乱に乗じて政府転覆の機会をうかがう攘夷(じょうい)志士たちや、無法の限りを尽くすゴロツキたちの姿を嘆く。そんな中、洞爺湖の文字が刻まれた木刀でゴロツキをなぎ倒すメガネの青年と、銀時の着ていた服と雰囲気の似たチャイナ服をまとい、巨大な犬を引き連れた女性と出くわす。二人が成長した志村新八と神楽であるのを知り、さらなる衝撃を受ける銀時だったが……。
というお話です。
私、この銀魂シリーズは、全く観ていない(たまに深夜などに観た事ありますが。)のですが、一度、挑戦してみようと思って、観に行ってみました。今回は、完結編とのお話だったので、キャラクターも知らないし、どうかなぁ~と思って観たのですが、まぁ、大体、理解出来ました。完結編と言いながらも、最初であり、最後であるんですね。原作の主ストーリーとは別に、このお話は走っているんです。だから、もしかして、この映画の内容が、主ストーリーの前になるかも知れないし、後になるかも知れない。私は、とっても面白く観させていただきました。元のお話を知らなくても、ある程度は理解出来るものだと思います。ただし、キャラクターは知っておいた方が良いような気がしました。
最初、映画が始まった時は、短編ギャグマンガ集なの?と心配してしまいました。(笑)だって、映画のコピー禁止のパントマイムのカメラが銀時の相方のようになって出てきて、笑ってしまいました。このまま、どんな方向に行ってしまうのぉ~って思ったら、ちゃんと、本編に続いていき、ビックリ!面白かったなぁ。いきなり、カメラが・・・。ここ辺りは、お楽しみにね。
そして、もう一つの未来の世界で出会ったのが、成長して、ドライなタイプに変化した新八と神楽。たった5年で、どうしてそんなにひねくれちゃったのよぉ~って言うほど、二人が変わっているんです。誰がこんな風に育てたのよっ!育て方間違ってるよ。(笑) 美しくは成長してるけど、なんたって、超強い二人は、怖いけど、頼もしかったです。
気になったのが、エリザベス!以前から、おばけのQちゃんとバリィさんを足したようなエリザベスが気になっていたのですが、今回、出てきたのは嬉しかったんですけど、身体が、筋肉質な男の身体なのよぉ。あの、かわいいとぼけた顔に、筋肉質な身体って、どーよっ!嬉しいけど、恐かったのよぉ。(笑)
このお話、感想を書き始めると、結構、ネタバレになってしまうような内容なので、あまり書けないんですよ。どうして未来に行ったのか、自分の世界に帰れるのか、それとも、どこか他の世界にも行くのか、何をするのか、と、あまりにも重要な出来事なので、困ってしまいます。
とにかく、自分の仲間や地球を救うために、銀時が時空を超えて戦うとしか言えません。内容を知らなくても大丈夫。必ず楽しめるので、安心して観に行ってください。初めて観た私が、こんなに笑って、楽しんできたほどなので、シリーズを楽しんでいる方は、絶対に楽しめるはず。
それにしても、この銀魂って、オトナのお話なんですねぇ。あまりにも下ネタが多いので、驚いてしまいました。始まってすぐに、映画館でAVをやっていて、「風立ちぬ」をパロって、「アレ起ちぬ」って・・・。映像まで・・・。ちょっとぉ、アレ起ちぬってなによぉ。(笑)マジで笑えました。他にも、それ、オトナしかわかんねーだろーっていうような下ネタまであり、大人用のアニメでもあるんだなって思っちゃいました。(笑)
私は、この映画、お勧めしたいと思います。私のように、まったくシリーズを観ていなくても、解ると思います。出来れば、キャラクターの名前と顔くらいは、覚えて行った方が良いかな。でも、話は、本編とまったく違うものなので、楽しめると思いますよ。
ぜひ、楽しんできてくださいね。
・劇場版銀魂 完結篇 万事屋よ永遠なれ@ぴあ映画生活