「偽りの人生」この主人公の取る行動が理解不能で、納得出来ませんでした。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。


「偽りの人生」の試写会に行ってきました。


ストーリーは、

アウグスティンは表向きには幸せな生活をおくりつつも、言い知れぬストレスを感じていた。そんなある日、彼の一卵性双生児の兄ペドロが家を訪ねてきて、末期がんの自分を殺して欲しいと頼む。そこでアウグスティンは兄を殺し、兄になりすまして生きることに。
というお話です。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-偽りの

主人公のアグスティンは、自分の人生を変えたいと思い、兄を殺して、兄の人生を奪うのですが、どう考えても、兄ペドロの人生を代わりに生きるというのは、割に合わないと思ったのは私だけなのでしょうか。アグスティンは、もちろん重圧を感じていただろうけど、医師をしてた訳でしょ。ちょっと勇気を出せば、いくらでも、別の生活が出来たと思うんですよね。妻との確執があって、嫌になったなら、離婚すれば良いでしょ。どう見ても、まともな生活を送っていたとは思えない兄の人生を貰うなんて、アホだなぁって思いました。


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確かに、双子が再会した時、ペドロはとても景気の良い事を話していたし、羨ましく思ったのかも知れないけど、態度とか、身なりを見れば、その話が、全うな仕事をしてもらえる報酬とは思わないはずなんだけどね。だけど、兄を殺して、自分がペドロとして、故郷に帰ることにするんです。これもおかしいと思うんだけど、普通、いくら容姿が同じだからって、同じ場所に帰って、人と関われば、話が合わなくなるのは当たり前でしょ。それまでの話を全く知らないんですから。人生を奪ったら、同じ場所で暮らさないのが鉄則だと思うんだけどなぁ。この話の根本が、納得出来ず、話に入り込めませんでした。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-偽りの

ま、それで、兄の人生を弟のアグスティンが歩むことになるんだけど、既に、兄は故郷で事件に関わっていて、その尻拭いをしなければならなくなります。もちろん、話が良く解っていないから、どうしようどうしようってなるんだけど、ウィゴ様ったら、あまり感情を顔に出さないので、やられっ放しで、イライラ。


女とも仲良くなるんだけど、まだ若い子で、あんたはロリコンかいって言いたくなってしまいました。そんな若い子に手を出しちゃダメだって。だって、アグスティンの年齢の半分以下の女の子ですよ。そりゃ、ダメでしょ。なんだか、アグスティンが、ただキツい妻から逃げたかったのかもって思えてしまって、女の立場から観ていて、嫌だなって思いました。


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そして、殺人事件やら、復讐やらに巻き込まれて行くんですけど、あまり詳しくはネタバレになるから書きません。でもね、どこまで行っても、やっぱり、なんで入れ替わったの?っていう疑問が湧いてきてしまい、どうしても主人公の心理に寄り添えませんでした。

あ、そうそう、ヴィゴ様だから、皆さまがご期待の全裸シーンは、お風呂に入るシーンがあるので、全裸とは言えないけど、楽しめると思いますよ。(笑)

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-偽りの

この映画、私は、あまりお勧め出来ません。主人公に入れ込めなかったので、ごめんなさい。でも、ヴィゴ様ファンの方には、2種類のヴィゴ様が観れるので、嬉しいと思いますよ。

ぜひ、楽しんできてくださいね。カメ



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