「モネ・ゲーム」 軽いコメディは、カフェでお茶を飲むような感じで観て欲しいかな。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「モネ・ゲーム」を観てきました。


ストーリーは、

美術学芸員のハリー(コリン・ファース)はモネの名画のニセモノを使った詐欺を思いつく。相棒PJ(キャメロン・ディアス)が絵画の所有者に成り済まし、ハリーは本物と見まがうような贋作を用意して標的の億万長者シャバンダー(アラン・リックマン)に近づく。しかし超天然のPJが次々と騒動を巻き起こし、シャバンダーが別の絵画鑑定士を呼んだことで、成功間違いなしのはずの計画は予期せぬ方向に……。
というお話です。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-モネ

ほとんど、内容が無いような、ハチャメチャコメディで、一応、モネの贋作を、お金持ちに売りつけようとするんだけど、本当の目的は、金持ちのコレクションの中のモネの絵を盗むこと。これ、チラシにデカデカと書いてあるんだけど、最後の最後でモネを盗むということが解かるので、めっちゃ、ネタバレをチラシでしちゃっているんですよ。これほどネタバレして、良かったのかしら。チラシを読んで観に行った人は、いつ、どのモネを盗むんだろうって、心配しちゃうんじゃないかしら。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-モネ

コリン・ファース演じるハリーという美術鑑定士が、とにかく、アホで面白いの。コリンって、シビアな役も上手いけど、こういうアホな役も良いですね。大好きです。スピーディーな犯罪じゃないんだけど、確実に、ひとつひとつ進めて行くという犯罪の感じが、コリンにとても合っていて、楽しめます。但し、対して奥深くはありません。結構、上っ面でチャカチャカ楽しんでいる感じで、観ている方は、まったく頭を使わなくて良いので、楽です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-モネ

キャメロンは、やっぱり、こういうイメージの役になってしまうんですね。またも、弾けたテキサス娘?オバサン?の役で、さすがに、そろそろ辛いんじゃないかって気がしました。”私の中のあなた”の母親役のようなものを増やして行った方が、これからは良いんじゃないかな。あのキャメロン、好きでした。


一番楽しかったのが、アラン・リックマン。アランと言えば、スネイプ先生を思い出すのですが、あのイメージとは一転、ヌーディストの美術収集家でメディア王、マジで笑ってしまいました。オジ様のお尻、とってもキレイよ。(笑)そして、彼についている、ライオン刈りのネコちゃん。超かわいいです。ネコちゃんも、あんな風にすると、ライオンと同じ種類なんだなぁって思いますね。面白いです。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-モネ

ストーリーに関しては、あまりに簡単で、最終的に何をしたいのか、どうしてメディア王に近づいているのか、本当なら、最後に解かるのですが、チラシに書いちゃってあるので、すぐに謎が解かってしまい、ちょっとゲンナリでした。チラシに、モネの絵を盗むとか、書かなければ良かったのに。金持ちを騙して、贋作を売りつけろとかだけ書いておけば、最後の最後でモネを盗むんだってことが解かって、楽しめたのに。


観る人に、ある程度の知識を与えるのは必要ですが、ネタバレは止めて欲しいなぁって思いました。そうそう、モネを盗んで、それをどうするのかは、お楽しみです。最後に彼らが、モネをどうするのかを楽しんでくださいね。きっと、笑えると思いますよ。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-モネ

私は、この映画、結構、お薦めしたいと思います。軽い映画なので、カフェでお茶する気分くらいで観てください。観た後も、すぐに忘れちゃっても良いくらいの作品ですが、気持ちは、明るくなるし、気分も良くなります。雨の日とかに観ると、ちょっと、スッキリするかもね。

ぜひ、楽しんできて下さいね。カメ




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