「死霊のはらわた」を観てきました。
ストーリーは、
うっそうとした山奥にたたずむ小屋を訪れた、ミア(ジェーン・レヴィ)をはじめとする5人の若者。小屋で「死者の書」という不気味な書物を見つけた彼らは、はからずも邪悪な死霊をよみがえらせてしまう。解き放たれた死霊はミアにとりつき、若者たちに襲い掛かる。おぞましい姿に変ぼうしたミアと戦いながら山から脱出しようとする若者たちだが、死霊の力によって行く手を阻まれてしまう。助けを呼ぶこともできぬまま、一人、また一人と、彼らは死霊にとりつかれ……。
というお話です。

以前の「死霊のはらわた」の完全リメイクという触込みで、騒いでいたので、ほとんど子供の頃に観た、ショッキングな「死霊のはらわた」と同じなのかと、ワクワクして観に行ったのですが、観初めて、自分が、ショックを受けたシーンのみしか覚えていなくて、ストーリーをほとんど忘れていることに気が付き、リメイクでもリメイクじゃなくても、どーでも良かったじゃんって思った私でした。(笑)

中学生の時に、付き合っている先輩と観に行ったと思うんだけど、ホラーの2本立てか3本立てだったと思うんですよね。でも、恐くて、気持ち悪くて、全部の作品を観なかったと思うんです。でも、この「死霊のはらわた」は、あの地下から、扉をガンガン押して覗くゾンビの顔が恐くて、覚えてたんですけどね。それにしても、以前よりキレイになっていたような気がしたのは私だけ?(笑)

ストーリーは、まぁ、理不尽な話が続き、冷静に考えれば、ありえないでしょ~って内容なんですが、ホラー映画にそんな事を言ってしまったのでは、元も子もないので、そこは、ツッコまないようにするとして、とりあえず、悪魔が甦って、取り付いてしまうってことなんですよね。
取り付いたのは良いとしても、どうして、そんなゲロゲロになっちゃうのかなぁって思うんですけど。何故か、ゲロゲロの汚いことばっかしちゃうんですよね。サタンって、本当は天使だったんだから、もう少し、清潔好きだと思うんだけどね。でも、何故か、ゲロゲロなのよね。

人間は、悪魔から逃げようとするんだけど、どう考えても、悪魔から逃げられるわけ無いよね。ドアは自動で開けられるし、どこかに隠れたって、臭いでもわかるし、意識で解かるはずなのよ。だから、逃げたって無駄なのにな。なんとか、戦うしかないんだよ。聖書とか、十字架とか、聖水とか、そういうもので戦うしかないのに、何も持ち合わせが無ければ、死ぬしかないのよ。でも、今回は、逃げたり隠れたりをしていたから、もしかして、悪魔は悪魔でも、下級の悪魔だったのかもね。

面白いと思ったのは、地下でそんな儀式が行なわれていたのに、何故に、誰も後片付けしていかなかったのかしら。また、誰かが悪魔を呼び戻したら困るんだから、後片付けをして、あの本を深く埋めるとか、どこかに隠すとか、ちゃんとしないとね~。頭悪すぎるんだよ~。ああー、内容について、文句を言うのを止めようと思っていたのに、どうしても言ってしまう~!!(笑)
内容は無くて、ゲロゲロで、顔が恐ろしくて、だけど、何故か、アホっぽくて笑ってしまうこの映画、お薦めとは言えないけど、ホラーで笑える人には、お薦め出来るかも知れません。つい、観ながら、「あ、そこにカッターあるよ。」とか、「チェーンソー使ったら?」ってアドバイスすると、必ず、それを使ってくれて、もう、自分でゲームを操作しているようでした。笑えたなぁ。
気になったら、ぜひ、観に行ってみてください。そして、ぜひ、私に、エンディングのラストに出てくる”顔”の正体を教えてください。あの”顔”、監督の顔?それとも主人公の顔?それとも最初の犠牲者の顔?全く解からずに消えてしまって、また観るのも面倒だし、誰か、教えて~!!!(^O^)/
ぜひ、楽しんできて下さいね。
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