「明日の空の向こうに」 子供たちは可愛いけど、眠くて眠くて死にそうになりました・・・。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

「明日の空の向こうに」を観てきました。


ストーリーは、

ポーランドと旧ソ連の国境沿いに位置する貧しい村、身寄りもなく鉄道の駅舎で寝泊りしている3人の幼い少年たちは、物乞いや盗みをしながら日々を過ごしていた。外国に行けば豊かな暮らしができると夢見て、彼らは国境を越える冒険の旅に出る。道中出会った人々に支えられ、さまざまな試練を乗り越えた少年たちは、ようやくポーランドの町にたどり着くが……。
というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-明日の

この映画、なんちゃら映画協会とかの推薦を受けての上映らしいのですが、私は、眠くて眠くて、死にそうになりました。ロシアで貧しい暮らしをしている孤児が、ポーランドに行けば、きっとしあわせな生活が待っていると思って、必死で国境を超えて、ポーランドに逃げるというお話なんです。確かに、話としては、幼い子供が、必死で国境を超えて、新天地を目指すというと、感動の大作のように聞こえるのですが、私には、ただ、子供が遊びながらコロコロ国境を超えて、新しい国に逃げているように見えて、そこに、悲痛な叫びみたいなものは、一切読めなかったんです。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-明日の

有名な監督が撮影したそうなので、映像は美しいと思いましたが、とにかく、子供が生意気で、イライラしてしまうんです。確かに、かわいい表情で、大人に媚びていたりしますが、そこには、子供の悪魔的な嘘が潜んでいて、子供も、それほどにずる賢くないと生きていけないということを描きたかったのかも知れませんが、とても気分が悪かったです。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-明日の

子供のかわいさで見せる映画ではないと言われてしまえばそれまでなのですが、でも、これが子供で無かったら、もっと誰も見ないと思うし、逃げる途中の国境で、撃たれて死んでいると思うんですよね。何事も、子供だから許されるという感じで、途中で飽きてしまいました。


映画の玄人の方は、あそこの映像がとか、子供の撮り方がとか、色々な講釈があるのでしょうが、とにかく、逃げるだけの話は、まったく面白くありません。ストーリーが無いも同然なんですもん。現代のスタンド・バイ・ミー的な感じにしたかったのかしら。スタンド・バイ・ミーは、子供達に、それぞれ話しがあって、移動する理由もあり、事件もありで、とても面白かったのですが、それとは、この映画、まったく違うと思います。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-明日の

子供たちは、とってもかわいいですよ。美しい子供ばかりなのに、その子供を、ワザと泥だらけにして、貧しそうに見せているんだけど、本当に貧困な孤児だったら、目がもっと卑屈になっていると思うんですよね。いかにも、健康的な3人の子供たちだったので、どーも、苦労をして国境を超えるという現実感が無いんです。


文句ばかりでスミマセン。あまりにも、疲れて、途中で眠くなってしまったのを、無理やり、コーラを飲みながら目を開けていたので、なんとも、イライラしてしまいました。ちゃんとした感想でなくて、ごめんなさい。きっと、甘いものを山ほど食べながら観ていたら、これほどイライラしなかったのかもね。(笑)


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-明日の

この映画、私は、あまりお薦め出来ません。子供のかわいさだけを観に行くなら良いですが、ストーリーとしては、納得出来ない部分も多く、面白く観ることが出来ませんでした。遊び心が一切無いので、B級とも言えません。学校の道徳とか歴史の時間に、共産主義国はこれほど酷い状態で、みんな民主主義の国に逃げたいんだよっていうことを訴える為に上映するのは良いんじゃないかな。
もし、気になったら、観に行ってみて下さいね。カメ



明日の空の向こうに@ぴあ映画生活

明日の空の向こうに - goo 映画
明日の空の向こうに - goo 映画