【演劇】「ZIPANG PUNK/五右衛門ロックⅢ」やっぱりこのシリーズ、面白いっ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、劇団新感線の「ZIPANG PUNK/五右衛門ロックⅢ」を観てきました。


ストーリーは、

豊臣秀吉が天下統一を果たし、この世の栄華を一手に握っていた時代。
天下に名だたる大泥棒、石川五右衛門(古田新太)は、ひょんなことから若い女盗賊、猫の目お銀(蒼井優)とともに空海が開いた津雲寺にある黄金目玉像という古い仏像を盗むことになる。その津雲寺を預かるのは尼僧の春来尼(しゅんらいに・高橋由美子)。新任の京都所司代盗賊目付探偵方である明智心九郎(あけちしんくろう・三浦春馬)との丁々発止の知恵比べのあと、なんとか黄金目玉像を盗み出した五右衛門だったが、よくよく見るとそれは金メッキの鉄像。「こいつはガラクタだ」と五右衛門はお銀に目玉像を渡すのだが・・・。

というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ゴエモン

五右衛門は、「薔薇とサムライ」の舞台ヨーロッパから日本に戻ってきています。時代は、秀吉の晩年。ある一つ目の黄金仏像が空海の財宝だと思い、盗みに行くのですが、唯の金メッキの像だと知り、興味を無くします。しかし、尼の言葉によって、それが、本当の財宝に導く鍵だという事を知ります。空海の財宝とは何か。そして、謎の尼は誰なのか。面白そうでしょ。


五右衛門は、相変わらずのお茶目なヒーローなのですが、今回は、春馬くん演じる”明智くん”が、重要な役で出ていますね。謎解きと、彼の過去の問題によって、どんどん展開が変わって行きます。これは、観てのお楽しみ。


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秀吉は、朝鮮出兵の準備中で、国の内部の力が衰えているんですね。そんな時に、堺の商人が頭角を現し、もちろん商人ですから、お金を稼ぐ為に、ある時は諸外国と手を結び、ある時は裏切り、秀吉の目を欺いて、悪どい事を繰り返します。今回、この堺の商人善兵衛と手を組むのが、前回の「薔薇とサムライ」で、アンヌを陥れようとしたマローネ(高田さん)です。面白そうでしょ。(笑)


でも、前作を観ていなくても、まったく問題はありません。ちゃんとアンヌ(天海さん)が、説明してくれます。もちろん映像出演ですけど。懐かしいアンヌ、嬉しかったなぁ。「薔薇とサムライ」は、まるでベルサイユの薔薇と五右衛門のコラボのようで、とっても面白かったんです。もし、気になったら、ゲキxシネで観るか、DVDで観てくださいね。


今回、鍵となるのが、尼(高橋さん)です。大体、歴史もので、偉人の残した財宝、そして尼と来たら、あれですよ、あ・れ・。今回は、人魚の肉ではなかったけど・・・。解かるでしょ。それが鍵になります。そして、最後に財宝を手に入れるのは、いったい誰なのか。そして、財宝とは・・・。


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いやぁ、春馬くん、地球ゴージャスの「海盗セブン」の時より、またも成長していました。殺陣も多いし、ダンスもあるし、どれも完璧にこなしていて、凄かったです。舞台をやり始めて良かったですね。TVや映画のイケメンアイドル路線に入っちゃったら、こんなに素晴らしい彼を観ることは出来なかったと思います。本当に嬉しいです。これからも楽しみですね。


女盗賊で蒼井優さんが出ていまして、いつも映画などでは、静かなやさしい役が多いのですが、今回は、活発で強い女性を演じていて、面白かったです。ダンスも出来るし、歌も出来る。本当に、最近の役者さんは、何でも出来るんですね。驚いてしまいます。すごい努力をされているとは思いますが、見ているこちらは、本当に楽しめて、嬉しいです。


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ストーリーも面白くて、音楽も良くて、文句の言いようがありません。満足出来る作品です。もう、色々な事を書く必要も無いですよね。劇団新感線だし、古田さんの五右衛門ですもん。


当日券も、少しはあるようです。もし、お時間があったら、観に行ってみてください。東京の後、大阪公演がありますので、関西の方、お楽しみに。もし、舞台チケットが手に入らなかったら、きっと、ゲキxシネになると思うので、そちらで楽しんでくださいね。


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劇団新感線の舞台は、本当にお薦めです。チケットの入手が困難ですが、もし、観れるようなら、ぜひ、一度、生で観てみてください。息づかいが伝わってきて、本当に楽しめますよ。カメ


ぴあさんとシネマトゥティさんとパンフから写真をお借りしました。問題があるようでしたら、ご連絡下さい。直ぐに削除いたします。

「ZIPANG PUNK/五右衛門ロックⅢ」公式サイト     http://www.goemon3.com/zipangpunk.html