今日は、「髑髏城の七人」(ゲキxシネ)の試写会に行ってきました。この髑髏城、2011年の9月に舞台で観まして、超感動しちゃった作品です。青山劇場での上演だったのですが、本当に素晴らしいものでした。 舞台「髑髏城の七人」の感想は、こちら。
そして、今回、ゲキxシネになったとのことで、自分が生で観た舞台が、どのようにゲキxシネになっているのか観てみたいと思い、行ってきました。演劇を観ている時は、舞台全体を見ているし、舞台上は一つで、そこが、色々な場所に展開していくでしょ。ゲキxシネだと、生の人間の息づかいは感じられないし、場面展開の変わる雰囲気は無いんですけど、でも、顔のアップで表情が詳細に見えるし、話の展開上、一番観ておいて欲しい人を追うと思うから、見落としが無いですよね。どちらも一長一短があって、面白いんですよね。
この作品は、ストーリーがとっても良く出来ているので、何度観ても本当に面白いと思いました。今日も、同じ場面で、涙ぐんじゃったもん。愛している人を殺さずにはいられない宿命とか、なんか、すごい感動するんですよね。既に、内容については、舞台の感想で書いてしまっているので書きませんが、私は、とても好きなお話です。
顔のアップがあるので、表情が良く見れて、色々、気がついたことがあったのですが、やっぱり、早乙女くん、素晴らしいですね。あのね、すごい殺陣とかの後にセリフがあったりしても、ほとんどハアハアしていないんです。まして、汗をほとんどかいていない。小栗くんや森山くんは、結構、汗をかいているのですが、段違いに早乙女くんはかいてない。アレだけの立ち回りをしたら、汗をかくのが普通だと思うけど、そこら辺がスゴイなぁって思いました。
いやぁ、森山くん、本当に天魔王って感じの表情をしていましたね。能面顔で、信長の意思を継いでいるのだと言われたら信じてしまいそうな顔でした。でも・・・。最後の最後でのどんでん返しをお楽しみにね。すごい話なんですよ。
ちょうど3時間ほどの長さで、途中で10分の休憩が入ります。それほど辛くはありません。ロード・オブ・ザ・リングを観るより、楽だと思うよ。
私は、このゲキxシネ、すっごくお薦めいたします。豊臣秀吉の時代に、織田の残党と徳川が合間見えて、いろいろな陰謀が渦巻くというのが、面白いんです。誰もが良く知っている歴史なんだけど、もしかしたら、裏でこんな事もあったかもしれないよって感じで、楽しめますよ。そうそう、のぼうの城の時代とクロスしているので、のぼうの城を思いながら観に行くと良いかも知れません。
ぜひ、観てきてください。学生の方は、1000円だそうなので、とってもお得ですよ。前売り券なら、普通の方も、2200円が2000円になるので、前売り券を購入した方がお得です。
楽しんできてくださいね。
「髑髏城の七人」(ゲキxシネ) http://www.dokuro-jo.com/