「映画と恋とウディ・アレン」 ウディ・アレンってスゴイ歴史がある人だったんですね。知らなかった。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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先日、「映画と恋とウディ・アレン」を観てきました。


ドキュメンタリーなので、解説を。

:毎年およそ1本という驚異的なペースで映画を作り続けてきたウディ・アレン監督。幼少期から青年時代、そして監督デビューを果たしてからの軌跡を、不朽の名作『アニー・ホール』や『ミッドナイト・イン・パリ』などの撮影エピソードを交えてたどる。また彼自身や、ペネロペ・クルス、ショーン・ペン、ナオミ・ワッツなど各作品のキャスト、関係者らの言葉を織り交ぜ、その創作過程を解き明かす。
という内容です。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ウディ

ウディ・アレンが、どういう生き方をしてきたかのドキュメンタリーです。私は、ここ最近の映画しか知らなかったので、最初はコメディアンだったとか、10代からネタの原稿を書いて仕事をしていたとか、驚くような事ばかりでした。私は、映画監督のウディ・アレンしか知らなくて、お恥ずかしい話です。

結婚も、何度かしているんですね。驚いたのは、ミア・ファローと付き合っている時、彼女の養子の韓国人と出来てしまって、ミア・ファローと別れて、その韓国人と結婚したというのに驚きました。普通、義父となるような人を誘惑しないと思うけど、貪欲なもんだなぁって思いました。だって、ウディ・アレンを手に入れたら、安泰だもんねぇ。恐ろしいなぁ。
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と思ったら、読者の方からご指摘をいただき、養子の娘が誘惑したのではなく、ウディが手を出したとのこと。オッサン、子供に手を出さないで下さいねっ!でも、今、しあわせなら、大きなお世話でしたね。ゴメンナサイ。(笑)


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彼の映画、「マッチポイント」辺りからしか観ていなくて、そこからの印象だけですが、展開が面白くて、サスペンスでも、なんでも、人間の深い真理の描き方が上手いなぁって思います。特に、「ミッドナイト・イン・パリ」が大好きなんですが、芸術家がたくさん出た黄金時代にタイムスリップできたら、どんなに幸せだろうっていう夢のようなお話で、疲れたら観たくなるような作品です。

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彼自身も、すごく面白いことを言いながら、どこかしらに温かいところが見えて、誰もが憎めないような人ですね。でも、子供の頃から、母親に疎まれていると思ったり、家がユダヤ教徒だったばかりに無理に宗教儀式をされて宗教嫌いになったりと、色々な事があったようです。そんな彼が、ギャグライターとして人気になり、外へ外へ出るようになって、色々変わったのかな。人間との関わりを大切にするように変わって行ったのかも知れません。この映画を観ていて、そんな風に見えました。

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いやぁ、でも、本当に、彼は魅力的ですね。別に、イケメンでもないし、マッチョな身体でもないんだけど、何故か、人を惹きつける何かを持っていますよね。なんだろう、日本で言うと、萩本欽一さんっぽいかなぁ。やさしくて、魅力的な何かを持っているけど、仕事には厳しくて妥協を許さないような、そんな雰囲気が、伝わってくるんです。ステキですよね。

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ウディ・アレンを昔から知っている方はもちろん、私のように、監督のウディしか知らない人や、彼の映画をあまり観た事の無い方、ぜひ、ウディ・アレンという人を知る為に、この映画、観ると良いと思います。俳優たちがみんな、ウディの映画に出たいと、ウディと仕事がしてみたいと望む監督とは、一体、どんな人なのか、どんな才能の持ち主なのか、楽しく観れると思いますよ。

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私は、お薦め映画です。もし、お時間があるなら、このドキュメンタリーを観た後か、観る前に、ウディの作品を何作か観ると良いと思います。そうすると、ドキュメンタリーで話している事がとても良く理解出来ると思いますよ。ぜひ、楽しんできて下さい。カメ




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