「ロック・オブ・エイジズ」 退屈な古いストーリーをトムちゃんの奇行で持ち直させています。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、「ロック・オブ・エイジズ」を観てきました。


ストーリーは、

1987年のハリウッド。サクセスをつかもうとする若者たちがひしめく大通り、サンセット・ストリップに建つライブハウス。そこで働きながらロック・スターを目指すドリュー(ディエゴ・ボネータ)とシンガーになるのを夢見て田舎から飛び出してきたシェリー(ジュリアン・ハフ)は、次第に心を寄せ合うように。一方、彼らがあこがれている人気バンド「アーセナル」のフロントマンであるステイシー(トム・クルーズ)は、成功に酔いしれ、酒と女におぼれていた。そんなある日、ひょんなことからステイシーとシェリーが関係を持ったとドリューが思い込んでしまい、二人はケンカ別れをしてしまう。
というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ロック

はっきり言わせて貰うと、面白くなかった。途中で眠くなるし、辛かったです。トニー賞受賞のミュージカルを映画化とのことですが、ストーリーが古すぎます。ミュージカルの生舞台なら良いのかも知れないけど、映画で今さらこの内容をやるというのは、どういう事なんでしょう。ミュージカルというのは、もう解りきったストーリーを、何度も違う人や違う描き方で表現するので、内容がどんなに古くても関係ないんですけど、映画は違うでしょ。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ロック

田舎から都会に出てきた女の子が大きな荷物を盗まれ、助けてくれた人に仕事を紹介してもらい、それも望んでいたパブでの仕事って、もう聞き飽きた。バーレスクもそうだし、他でも何度も訊いた話だよね。まるで韓国のベタな下らないドラマのようで、イライラしました。


ロック好きにはたまらないとの触れ込みでしたが、ロックばかりが使われているのではなく、ラブソングやダンスミュージックなど、やはりミュージカル用に作られているものなんで、本当のロック好きの方には、物足りないと思います。まぁ、ロック好きは、ミュージカルにロックを求めないとは思うけどね。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ロック

この映画の見どころは、トム・クルーズのロックスター”ステイシー”なんだけど、主役じゃないから、ずーっと出ているわけではなく、若いカップルのラブストーリーが中心なのでそちらの方が長いんです。確かに、古いロックは流れるけど、その時代にピッタリあっている人でないと、あまり感動は無いかも。私は、サビの部分は知ってたけど、音楽全部が解るわけではなくて、なんか古い感じだな~って感じでした。私の一世代前の方たちにピッタリなのかな。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ロック

トムちゃんのステイシー役は、奇行がすごくて、面白かったですよ。その部分だけは、評価したいと思いました。サルを飼っているんだけど、そのサルも可愛いんですよ。トムちゃんのいう事をちゃんと聞いて、たまには、手助けもするの。まるで気持ちが通じ合っているようで、楽しくなりました。

あまりにも、ベタな話なので、感想の書きようが無いんですよ。誰もが成功してしまい、悪者は排除され、音楽とダンスも、良くあるような演出で、誉めようが無い・・・。困った・・・。だから、大々的にロードショーじゃなくて、単館っぽい感じで公開だったんですね。映画会社の方は、解ってるなぁ。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-ロック

スミマセン、私は、お薦め出来ません。だって、こんなに眠くなって、退屈だったんだもん。80年代の洋楽を良く知っている方は良いかも知れません。私の年代には、ちょっと古い曲だったようで、知らない曲が多かったです。ベタな内容なので、ストーリーで楽しもうと思わないで下さい。トムちゃんの奇行のみ、楽しめます。ぜひ、楽しんできて下さい。カメ



ロック・オブ・エイジズ@ぴあ映画生活

ロック・オブ・エイジズ - goo 映画
ロック・オブ・エイジズ - goo 映画