今日は、「デンジャラス・ラン」の試写会に行ってきました。
ストーリーは
36か国で指名手配中の元CIAの腕利きエージェントであるトビン(デンゼル・ワシントン)は、南アフリカのCIAのアジトに連れてこられる。彼が身柄を拘束されるやいなや、鉄壁の守りを誇るはずの隠れ家が何者かの攻撃を受ける。アジトの管理責任者である新人のマット(ライアン・レイノルズ)は、何とかトビンを連れて敵から逃れるが……。
というお話です。
デンゼル・ワシントン演じるトビンは、CIAの汚いやり口に嫌気がさして、CIAを抜けて、裏で情報を売る犯罪者となり、現在はCIAに追われる立場になっていたんですね。で、ある情報を手に入れた途端に、殺し屋に狙われ始め、仕方なく、アメリカ大使館に逃げ込むんです。それでCIAに拘束されるんですね。そこまでが、一瞬で、最初に流れます。そして、マットと一緒に逃げることになるんです。
はっきり言って、観た事があるような内容です。ボーンシリーズとかに似てるかな。あまり書いてしまうとネタバレしちゃうから、細かく書かないけど、映画としては、良くあるスパイもので、誰かが裏切っているはずだとか、身近な人が怪しいとか、お決まりでしょ。
少し違うのは、マットというCIAの下級職員が、全然、ヒーローっぽくないんです。CIAの諜報員っていうと、超強そうな気がするけど、弱いんだよなぁ。マジで訓練してきたの?って感じなんです。そこが、かわいいかな。トビンは、上級のスパイなので、超強いんだけど、そのギャップが、面白いんです。弱い方が捕まえておくって、普通は無理だよねぇ。頭も悪いんだもん。
そうそう、久しぶりに、すごい銃撃戦が繰り広げられます。最近、あんまり撃ち合いをする場面って、観ていないような気がしていて、今回、逃げては撃ち合い、逃げては撃ち合いして、結構、すごかったから、そこら辺のアクションは、面白かったです。
主要キャストは、とても良かったんですけど、悪役が、ボーン・アイデンティティの時とタイプが一緒なので、裏切り者?って話が出たとき、直ぐに、あ、あいつだなーって解ってしまいました。たまには、違うタイプの悪役にしましょうよ。どーみても、毎回裏切るタイプって、同じような体型なんだもん。飽きてきた。
実は、トビンとマットが逃げる場面が長くて、ちょっと眠くなってしまいました。ハラハラドキドキするはずなんだけど、ずーっと逃げられても、なんか、ちょっと疲れちゃいますよね。その後、アクションや撃ち合いになるので、ハラハラドキドキにはなったんですけど、逃亡部分、もう少し少なくてもいいんじゃないかな。
私は、まぁ、久々にベタなアクション映画を観ても良いかなって言う方には、お薦めしても良いかなと思います。結構、男性向きかなぁ。男臭い雰囲気なんです。あまり内容が無いので、考える映画を期待していかないで下さいね~。ぜひ、楽しんできて下さい。
・デンジャラス・ラン@ぴあ映画生活
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