先日、「ラム・ダイアリー」を観てきました。
ストーリーは、
1960年、ニューヨークでの生活に疲労し切っていたジャーナリストのケンプ(ジョニー・デップ)は、地元紙に記事を執筆するためにプエルトリコへやって来る。個性的なジャーナリスト仲間に囲まれすぐに現地に溶け込んだ彼は、ある日アメリカ人企業家のサンダーソン(アーロン・エッカート)と知り合う。やがて彼の婚約者であるシュノー(アンバー・ハード)と出会ったケンプは、彼女に惹(ひ)かれていくが……。
というお話です。
ううーん、あまり入り込めなかった作品です。だって、何が言いたいのか解らないんですもん。ジョニデじゃなかったら、観に行かなかったかも知れません。私、ジャーナリストの人の伝記って、作る必要あるのかな?っていつも思うのですが、ジャーナリストと言いながらもマスゴミでしょ。人の痛いところを突いてお金にする人達のことで、人に尊敬される職業じゃないと思うんだけど。カッコイイ仕事とか思ってんのかしら。信念を持って、悪い事も良い事も記事にするならまだしも、人のスキャンダルばっかり追っていて、権力には弱く、弱者には強く立ち回る、武士の風上にも置けない人ばかりで、気分悪いんですよ。
今回の主役は、ジャーナリストじゃなくて、小説家になりたい男がお金を稼ぐ為に新聞社に入るんです。だけど、今にもつぶれそうなプエルトリコの新聞社、酷い状態なんです。で、新聞社の仕事だけじゃ心もとないので、アルバイトを始めます。それが、サンダーソン(アーロン・エッカート)の不動産屋のお手伝い。でも、このお手伝いが、いったい何をやってんのか、訳解んないんです。広告やパンフのコピーなどを考えるんだと思うんだけど、なんか、ピンと来ないんですよね。
この映画で知り合ったアンバーさんと出来ちゃって、ヴァネッサと別れる事になったらしいんですけど、それほどイイ女には思えなかったけどなぁ。ヴァネッサの方が、才能もあるし美しいと思うんだが、何かあったのかなぁ。不思議です。
気になったのは、軍の払い下げの土地を購入して、リゾート地にしようとするんですけど、それって、別に悪い事してる訳ではないし、何が問題なのか、わからなかったんです。はっきり言って、国の土地払い下げって、当たり前の事だし、大企業や政治家の知り合いが優先的に落札するのは、日本では当たり前。入札とか言いながらも、談合してるの当たり前の世界ですから、プエルトリコなんて、もっと酷いんじゃないの?そんなこと、スクープとか言って喜んでたら、あっという間にコンクリート詰めになって、海に沈むと思うけど・・・。(笑)1960年代なんて、そんな時代だと思いますよ。
なんか、あんまり入り込めなかった内容なので、感想が書けないなぁ。私が感想を書けないってことは、頭に全然入ってこなかったってことで、脳が受け入れ拒否をしたというとだと思うんです。ま、そんな内容だと思ってください。
ごめんなさい。そんな訳で、私はお薦めが出来ません。ジョニデが好きな人は、ジョニデを観る為だけに行ってください。私も、そんなもんでした。う~ん。ジョニデを観て、目の肥やしにしてくださいね。![]()
・ラム・ダイアリー@ぴあ映画生活
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