今日、「スノーホワイト」を観てきました。これ、CMが面白いよね。
「1、若い娘から元気をもらう、2、ストレスは溜めずに発散、3、鏡に相談、4、無理めなお願いも我慢しない」って、サイコー!!これ、結構、私、やってます。(笑)でもね、若い娘から元気を貰うと、その分、主人に元気を吸い取られるので、ヨレヨレです。年齢差が大きいと、吸い取られる~!!(笑)
ストーリーは、
とある王国の王と王妃の間に生まれ、肌の白さがまるで雪のような美しさを持つスノーホワイト(クリステン・スチュワート)は、一家で仲むつまじく生活していた。ところが、スノーホワイトが幼いころに王妃が事故によってこの世を去ってしまう。大きなショックを受けた王だったが、ラヴェンナ(シャーリーズ・セロン)という美女に一目ぼれし、彼女を王妃として迎えることを決める。しかし結婚式の夜に、王はラヴェンナによって殺されてしまい……。
というお話です。白雪姫ベースです。
これ、白雪姫と言いながら、主役はラヴェンナ女王でしょ。だって、どうみてもシャーリーズ・セロンの方が、大人の魅力で勝ってると思う。もちろん、スノーホワイトのクリステンは、すごく美しいけど、やっぱり、まだまだ青い感じなんだよねぇ。人を惹きつける魅力が負けてるんです。だから、ヒロインと言いながらも、主役はラヴェンナだよなぁ。
このラヴェンナも、子供の頃から、戦争によって苦しめられ、色々な男達に人生を狂わされてきたんです。だからこそ、その美しさで、男に左右されない、女が主導権を握れる国を作りたいと思い、魔法を手に入れ、戦ってきたんです。本当は、彼女もとてもかわいそうな人なんですよ。でも、だからって、人を傷つけて良い訳ないよね。
そんないきさつで、スノーホワイトの国もラヴェンナに乗っ取られてしまったんです。今回は、山に連れて行かれて殺されそうになるんじゃなくて、幽閉されるんです。そこから逃げて、森に行くんです。ちょっと違うでしょ。んでね、原作では、木こりが白雪姫を森に連れて行って、殺せと言われているけど、かわいそうでそのまま置き去りにするって話になっているけど、今回は、ちょっと違います。だって、木こりが、あのクリス・ヘムズワースですよ。マイティ・ソーです。イケメンで超イイ身体してるじゃん!!そりゃ、スノーホワイトだって、そちらに気が向き始めるわよねぇ。(笑)
驚いたことに、ウィリアムは王子様じゃありません。公爵の息子です。隣の国の王子じゃなくて、スノーホワイトの幼馴染なの。だから、キスで盛り上がるって感じがないんですよねぇ。ま、これ以上言うと、ネタバレになっちゃうので、言いませんが、なーんか、納得行かないんですよねぇ。まぁ、スノーホワイト自らが戦うんだから、守ってくれる王子様も必要無いっちゃ無いんだけどね。でもね、荒廃した世界を生き返らせる、命を吹き返させる力を持ったスノーホワイトが、殺生しちゃマズいでしょ。そういう人は、殺しちゃいけません。それ、神様、怒るから。(笑)
そうそう、全ての命の源を吹き返させるってことで、スノーホワイトが妖精のテリトリーで出会うのが、なんと、あの「ダイダラボッチ」です。日本だけじゃなくて、ヨーロッパにも、出張してたんですね~。どうしてそんな遠くに行ってるの?って心配したんだけど、ま、きっと戻ってきてくれてるでしょう。(笑)
おとぎ話がベースなので、ラストは想像がつくとは思いますが、映像も美しいし、ラヴェンナ女王もイケイケなので、面白いですよ。でも、映画として、良く出来ているのかと言われると、ちょっとなんともなぁ。話もあまり上手くまとまっていないし、何が言いたかったのか、訴えるものが無いように思いました。娯楽で、子供が、魔女コワイ~、お姫様かわいい~って観るには、まぁ、良かったかも。
とりあえず、話題の映画を観たいと思っている方には、お薦めしておこうかな。内容に重点を置く方には、ちょっとお薦めすると、怒られそうです。でも、まぁ、美しいシャーリーズ・セロンと、クリス・ヘムズワースの美しい身体を楽しんできてくださいね。
・スノーホワイト@ぴあ映画生活
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