「アタック・ザ・ブロック」 お笑い宇宙人は、毛深くて暑苦しいわっ!でも、本人達は真剣です。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

先日、「アタック・ザ・ブロック」の試写会に行ってきました。台風の日で、辞めようかどうしようか悩んだのですが、ついつい行ってしまった・・・。


ストーリーは、

南ロンドンの公共団地で、不良少年たちが看護師のサム(ジョディ・ウィッテカー)を恐喝していたところ、突如、いん石の落下とともにエイリアンが出現。リーダー格のモーゼズ(ジョン・ボイエガ)らは、エイリアンを殺してしまう。すると、さらに凶暴なエイリアンが次々と飛来。団地を襲撃するエイリアンに、モーゼズは反撃を決意する。

というお話です。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-アタック4

お笑い宇宙人映画ですと言いたいんだけど、なんたって、宇宙人も、逃げている人間も真剣なので、コメディとは言えません。マジで、宇宙人との戦争なんです。でもね、武器とかが、バットだったり、ロケット花火だったりして、面白いよ。


ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-アタック5

ある団地(ロンドンにも団地ってあるのね。)に住む、悪ガキたち。とっても極悪で、強盗とかを平気でする彼らは、まだ10代前半。そんな治安の悪い地域に、ある日、隕石が落ちてくるんです。最初の隕石がネックなんだけど、最初に落ちてきた宇宙人は、結構、つるんとした小型エイリアンのようで、キモッて感じなんです。でも、最初は、1匹だったんで、子供たちは、立ち向かって、なぶり殺しにしてしまいます。

宇宙人を倒したってことで、戦利品として、その宇宙人を売ろうとか、色々画策する子供達なんですが、そんなことをしている間に、たくさんの隕石が~!!やべぇ~、みたいな感じで、倒さなきゃって思うんですが、今度は、数が違う。すごい数なんです。それが、何故か、悪ガキのリーダーを追ってくる。恐いでしょ~。逃げても追ってくるし、戦おうとしても、今度は強いし、もー、ハチャメチャです。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-アタック1

治安の悪い地域に住む子供達は、悪い大人を見ているので、何が悪い事で、何がやっていいことなのか、良く分からないんでしょうね。強盗を子供の頃からするなんて、本当に酷いです。子供には、人間としての悪い事と良い事をキチンと教えてあげて欲しい。もちろん、大人も常識を守って欲しいけど、子供は、これから、色々吸収して、成長していくのだから、周りの大人は、ちゃんと考えないと。


でも、子供って、成長するにしたがって、社会を見て、本当は悪い事をしているんじゃないかって、少しづつ学習するんですよね。そんな時に、彼らの味方になってあげる大人がいないと、一生、ダメな人間で終ってしまう。悪ガキかもしれないけど、ちゃんと良い心も持っているんだから、その良い心を伸ばしてあげて、助けてあげたいですね。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-アタック2

この映画でも、段々と子供達の意識が、自分達のためだけじゃなくて、地球を守るって方に向かっていくんです。僕達がやらなくちゃダメだって、正義感に燃えていくの。そして、それを、強盗された方の看護婦が、最初は受け入れないんだけど、進むに連れて、理解してあげて、協力していくところが、イイなって思いました。悪ガキでも、味方になってくれる大人がいるんだってことが、心の支えにもなっていくんです。

くだらないD級映画と言ってしまえば簡単だけど、とっても深くて、面白い映画です。アクション、迫力も満点で、お笑いエイリアンも楽しいです。でも、夏に暑苦しいエイリアンを見るのは、ちょっとイヤだけど、まぁ、冷房の効いた劇場で観れば、なんてことないよね。

ゆきがめのシネマ。試写と劇場に行こっ!!-アタック2

私は、結構、お薦めしたい映画です。もちろん、おバカ映画が嫌な方は止めてくださいね。でも、アホじゃんって、笑って楽しめる人は、ぜひ行ってみてください。楽しめますよ。カメ



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