先日、「劇場版 BLOOD-C The Last Dark」を観てきました。
ストーリーは、
東京では青少年保護条例が敷かれ、未成年の夜間外出やインターネットの利用が制限されていた。水面下で戦う若者たちのチーム、サーラットは、東京を支配する七原文人の背後にある秘密組織“塔”が実験で人間を使っているという情報をキャッチする。一方、サーラットのメンバーは、塔の目的を調べるために地下鉄を調査していたが、そこに異形のモノが出現。すると日本刀を手にした少女、小夜が現われ……。
というお話です。
TVアニメの時に、時々観ていたのですが、その続編が映画になったとのことで、解らないかもしれないけど、観てみようかなって思って、行ってみました。
最終回を観ていなかったので、ちょっと最初に、どうして文人を恨んでいるのか解らなかったのですが、観ていて段々と、文人のせいで、村全員が死んだということが解ってきました。一度、DVDを借りてきた方が良いかしら。せめて、最終回だけでも観てみようかな。
文人が塔という組織を拠点に活動していることが判り、小夜は、サーラットっていう若者たちのチームと一緒に、その塔っていう組織を探り始めます。このサーラットっていうチームなんですが、オーナーが居て、そのオーナーは、文人の親戚で、古きものとの契約を守っている一族の一人なんです。ある理由で、文人とは袂を分かち、敵として、サーラットっていうチームを支援しています。
そんな仲間を得て、小夜は、文人を追い詰めていきますが、なんか、私がTVアニメで観たときの小夜とは全く違い、いつも緊張していて、誰も信じないような、暗い女の子になっていました。TVの時は、結構、かわいい女子高生で、お父さんも優しかったのに。まぁ、自分の知り合い全てが惨殺されたのでは、復讐に燃えて、そうなってしまうのも判らないではないですが。なんだか、とてもかわいそうでした。
映像的には、とても良かったと思います。キレイでした。やっぱり、IGの作品は、美しいですね。安心して観ていられます。今回、もうちょっと、小夜ちゃんのかわいい顔も見たかったなぁ。恐い顔ばっかりで、全然笑わないから、寂しかった。やっぱり、女の子のキャラクターは、笑って欲しいな。
古きものに関してですが、毎回思うのですが、あんまり強そうじゃないんですよねぇ。ネロネロ、ヌタヌタ、ゲロゲロはしているんだけど、それだけで、強そうじゃないんですよ。それに、ちょっと重要な古きもののビジュアルが、”だいだらぼっち”にそっくりで、ガックリしました。せめて、もう少し違う形にして欲しかったなぁ。
古きものと小夜の関係は、今回、詳しく解説してくれていなかったので、私は、解らず仕舞いです。小夜が古きものを喰らう=殺すということは解ったのですが、それがどうしてなのかとか、細かいことが解りません。BLOOD+と同じなのかな?そうなら、もう一度、ちゃんとBLOOD+を観てみなくちゃ。なんだか、色々絡んでいて、理解出来ず。映画は面白かったんだけど、どうせなら、完璧に理解したいなぁ。
この映画、TVアニメを観ていた方には解ると思いますが、そうでなかったら、ちょっと観ても、面白さが解らないと思います。ファンの方は、観に行ってくださいね。それ以外は、ちょっと・・・。
楽しんできてくださいね~。
・劇場版 BLOOD-C The Last Dark@ぴあ映画生活
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