「外事警察 その男に騙されるな」 生き血を吸って活き活きと仕事をする、まるでヴァンパイアのよう。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日は、「外事警察 その男に騙されるな」の試写会に行ってきました。Yahoo!レビュアー試写で、監督とプロデューサーの方々がいらっしゃって、トークショーをしてくださいました。


ストーリーは、

ある日、朝鮮半島から濃縮ウランが流出したという情報が入り、日本での核テロの危険性が高まった。住本健司(渡部篤郎)ら外事四課は捜査に乗り出し、あの国の核開発のすべてを知る在日二世の科学者・徐昌義(田中泯)に接近する。同時に、日本に潜伏する工作員らしき男に目を付け、その妻である果織(真木よう子)を協力者(=スパイ)として取り込もうとする。恐るべき核テロ計画が着々と進行する中、韓国国家情報院NISも動き始め、一瞬の隙も許さない危険な頭脳戦が始まった。果たして住本は核テロを阻止できるのか……?
というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事1

実は、NHKのドラマは観た事が無くて、映画だけでも解るかなって思って行ったのですが、何の問題もありませんでした。映画だけで大丈夫。面白いです。こんなに面白かったなら、NHKのドラマも観たかったなぁ。DVD、借りてこなくちゃ。


外事警察って、日本のCIAみたいなもので、日本の不利益になるスパイとかテロリストから国を守る人達っていうのが一番正解なのかな?日本って、島国で、諸外国からの圧力に気が付きにくいですよね。竹島の問題や尖閣諸島の問題も、全然考えていない人が多いでしょ。日本は、近隣諸国に恵まれていないというのもあるんだけど、日本も言う事はキッチリ言わないと、いつも都合よく利用されちゃいます。外国人の工作員とかやりたい放題だもん。そんな日本を、少しでも守ってくれているのが外事警察という感じですかね。本当にある組織だそうです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事5

そんな外事警察の魔物と呼ばれる住本(渡部さん)は、今回、核の脅威にさらされた日本、韓国を守る為に、今回は活躍します。なんか、ネタバレ出来ないから、感想書きにくいなぁ。超面白かったんだけど、面白かったところを書くと、ネタバレになっちゃうんですよねぇ。うう~ん・・・。


なんか、住本さん(渡部さん)って、顔が能面なんです。表情が無くて、恐いんだけど、決して怒っている顔ではなく、弥勒菩薩のようなアルカイックスマイルっぽいんです。だから不気味なの。その顔で、君の為なんだから協力して欲しいって言うから、なんだかフワフワ~っと騙されちゃうんですよねぇ。こいつ、絶対嘘ついてるって解っていても、何となく協力してしまう気持ち、解らないでもないなって思いました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事4

題名にもある、”騙されるな”ですが、冷静に観ていると、辻褄が合わない部分が確かにあります。チョッパリっていう言葉とか、香織の子供の頃の記憶とか、潜入捜査官の関わり方とか、観ていると、あれっ?て思うところが出てきて、そこが、騙しのテクニックなんだなと、観た後に気が付きます。これだけなら、ネタバレにならないでしょ。観ないと解らないもんね。(笑)


日本としては、日本に核兵器がある事も、兵器の部品を日本が作ったという事も、あってはイケない事なので、表向きには、絶対に認められない事件なんです。国にも、本音と建前があり、難しい判断を下す姿が描かれていて、こういうことって、本当にありそうだなって思いました。まぁ、あんなに簡単に濃縮ウランとかを持ち運んでいたら、今、放射能に敏感になっている日本では、すぐにガイガーカウンターで判っちゃうでしょうね。結構、皆さん、放射能測定器を持っていますもん。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事2

謎や裏がたくさんあって、それが書けないので、なんとなく、上手く感想がまとまりませんが、それくらい、たくさんの罠が組み込まれているので、みなさんも騙されないように観てくださいね。嘘を探すのがとても楽しいと思います。


監督とプロデューサーさん達のトークショーで、色々なお話を伺いました。本当の、外事警察系の方にお話を聞くのは、とても大変だったそうです。目立たないようにとか、色々な制約があって、この映画で描かれていることは、本当にリアルな話だそうです。協力者にお金を渡すのも本当にで、ちゃんと請求を起こして、受領するそうですよ。もちろん、税金なんだろうなぁ。(笑)俗に言う、機密費ってやつかな。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事3

キャストは、脚本を書いている時から考えていた田中泯さんとか、プロデューサーが大好きな真木よう子さんとか、望んでいた俳優が集まってくれて、とても満足しているようでした。真木さんも田中さんも、キム・ガンウさんもピッタリでした。


この映画で描いている通り、韓国やあの国(北)、中国他、諸外国と、日本が渡り合えるようにする為には、もっとずる賢く、強くならない限り、やられっぱなしになってしまいます。核が秘密裏に日本に持ち込まれたりすることも、無いとは言えない。だからこそ、もっと外国との関わりを考えなければならないと思います。韓流とか中国とか、ただ騒ぐだけで、何が裏で行なわれているか何も考えていないマスコミ、TV局、それに踊らされるオバサン達、いい加減に本質を見抜ける日本人になリましょう。

こういう映画を観て、良く考えてみてください。考える良い材料になると思いますよ。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-外事6

私は、とてもお薦めしたい作品だと思います。沢山の謎や嘘の中に、真実が隠れています。ぜひ、あなたの目で、それを確かめてください。面白いですよ。ぜひ、楽しんでくださいね。カメ




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