先日、@ぴあで宝塚のチケットプレゼントがあって、応募してみたんです。まさか、当たると思っていなかったのですが、なんと、当たりまして、初の宝塚体験をすることが出来ました。平日の昼だったので、母と行ってきたんです。
ストーリーは、
16世紀、スペイン-。世界各地に領土を広げるこの強大な帝国に、明るく快活な王子がいた。その名は、ドン・カルロス。彼の父、フェリペ2世は、妻イザベルとドン・カルロスの仲を疑っていた。イザベルは後妻で、息子との年齢が近かったからだ。しかし、ドン・カルロスが想い人は、王妃付きの女官レオノールだった。ある日、彼は、レオノールの頼みで、イザベル王妃に会うが、その密会を目撃され、異端審問に掛けられることになる。ネーデルランド開放を訴えるポーザ公爵との友情も絡み、恐ろしい展開に・・・。
というお話です。
宝塚の舞台は2部構成になっていて、第一部で「ドン・カルロス」の舞台を、第二部で「Shining Rhythm!」というレビューでした。
「ドン・カルロス」は、私がいつも観ているような演劇とはちょっと違い、宝塚色が強いかなって思いました。ちょっと大げさで、昔っぽいというか、レトロな感じがするのですが、私には、とても新鮮に感じられて、面白かったです。ストーリーは、とても解りやすくて、どちらかというと、おとぎ話のようで、子供向けの絵本のように、王子様とお姫様が、しあわせに暮らすような、そんな感じです。美しくて、ゴージャスで、観ている人に夢を与えてくれるような、そんな舞台で、ハマると、何度でも観たくなるのだと思います。
いやぁ、本当にキレイですね。出演者も舞台も衣装も、すべてが美しくて、本当にステキでした。毎年、宝塚の学校の合格者などが話題になっていますが、どうしてそんなに大騒ぎするのかなって思っていたんです。でも、今回、観て解りました。だって、すごいんだもん。容姿端麗、スタイル抜群、ダンス、歌、は完璧、全員がそうなんですよ。その中でも、トップスターは、飛び抜けて美しくて、もう、すごいっす。このレベルまで全員なれるということは、最初に選んでいる人の目が素晴らしいってことですよね。ダイヤの原石を見抜けるってことですもん。見る目が無かったら、どんなに沢山合格者が居ても、その中の1人くらいしか、このレベルになれないですよね。いやぁ、宝塚おそるべし・・・。

レビューは、楽しくて、これが宝塚というようなダンス、音楽を観せて戴きました。大きな階段を降りてくるところとか、これぞ宝塚でしたよ。大きな羽根を背負って、上から下りてくると、もう、夢のよう。いやぁ、楽しかったなぁ。
もう、宝塚の舞台に関しては、感想を書こうと思っても、同じことの繰り返しになってしまいます。美しいとか、キレイとか、楽しいとか・・・。それ以外に、何か文句を書こうと思っても、出てこないんです。

好きになったら、毎回、観に行きたいと思うんでしょうね。その気持ち解ります。私は、ハマるほどにはならなかったけど、でも、機会があれば、何度行っても楽しいと思います。
誰でも、一度は宝塚の舞台を観てみたら、楽しいと思います。日本でも、伝統的に続いている、素晴らしい歌劇団があるのだということを、知ることって、ステキだと思います。何度も行ってというのではなく、まず、経験して欲しいです。ぜひぜひ、ご覧になってみてくださいね。
やっぱり、宝塚と言ったら、この羽根飾りでしょ~!!すごかったです。