「ロボット」 やりたい放題のインド映画。こんなにお金使ってアホなことしちゃってイイの?(笑) | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

先日、「ロボット」の試写会に行ってきました。この映画、東京国際映画祭で観たかったんですけど、時間の組み合わせが悪くて、最終日に観るチャンスがあったんだけど、映画祭でハードなプログラムを消化していた私は、最終日に3時間以上の「ロボット」を観る力が無く、諦めました。今回、観れて良かったけど、時間が1時間ほど短くなっているので、ダンス部分を随分削ったのではないかと思い、残念です。DVDを出すときには、長いバージョンも付けてくださいね~!!ぜひ、観たい!!


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット5


ストーリーは、

10年もの月日をかけて、バシー博士(ラジニカーント)は自分と同じ姿かたちをしたハイテク・ロボットのチッティ(ラジニカーント)を開発。さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいくチッティだったが、次第に感情が芽生えるようになる。やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、強引に彼女に気持ちを伝えようとするが、それが博士の逆鱗(げきりん)に触れて解体されてしまう。博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たすが……。

というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット6

インド映画、面白いっ!!今回、試写会の前に、ずっとイタリア映画やハリウッド系の映画を観ていたので、インド映画のテンポに慣れるのに、ちょっと苦労しましたが、観た後、じわじわ面白さが沸いてきて、また観たくなりました。このトンでもない展開、映画というものの基本を簡単に無視してしまう神経、マジで新しいです。でもね、この日本用カット版は、ダンス場面がたくさんカットされてしまっているので、ダンスが3場面くらいしかないんですよ。やっぱり、インド映画は、1センテンスでダンスが入って欲しいよねぇ。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット4

ラジニカーントさんって、そんなに人気なのかな?あまり日本人の感覚から言うと、イケメンの部類では無いような気がしますが、インドでは大スターだそうです。でも、バランスがあんまり良くないよね。頭がでかいもん。だから、ターミネーターのシュワちゃんをパクっても、違和感がないのよね。同じように頭がでかいから。それに対して、恋人役のアイシュワリヤーさん、美しい~!!こんなに美しい人がいるのかって言うくらい、本当にキレイで、全体のバランスも良くて、驚きました。世界一の美女といわれる所以が解ります。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット1

話としては、”アイロボット”と”ターミネーター”のパクリ部分がとっても多いのですが、それなりに、沢山の脚色がされていて、とっても楽しめます。それに、今までの映画の常識を思ってみていると、はぁ?っていうような、マンガのような演出がしてあって、驚きます。CGも多様してあって、こんなところに、そんなにお金使って、何してんだよって言うほどに、贅沢な作りです。さすが、ITの最先端を行くインドだなっていう感じですかね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット2

内容について、突っ込みを入れるところは山ほどあるのですが、あえて、この映画では突っ込みは入れずに、素直に観たほうが楽しめると思います。あまりに、突っ込みどころが多くて、疑問を出していると、止めどなく出てくるので、頭を空っぽにして観る方が良いでしょう。とっても笑えますよ。

なんか、まじめに映画を解説したいんだけど、あまりにバカバカしい作りになっているので、コメディと思って観る方が良いのかなって思います。インド映画って、心底楽しむ為に作っているようで、めいっぱい楽しい要素を詰め込んでいるんですよ。予算も贅沢に使って、娯楽作品として完成させているので、文句のつけようがありません。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ロボット3

私は、新しいモノを受け入れられる人には、お薦め映画です。今までの映画の常識を打ち破ってますもん。おもしろいです。でも、やっぱり映画はこうでなきゃって言う人には、ちょっと、受け入れがたいかも知れませんね。ちょっと違いますから。でも、映画って、娯楽ですから、これくらいめちゃくちゃでも良いと思うんですけどね。ぜひ楽しんでください。カメ



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