今日は、「宇宙兄弟」の試写会に行ってきました。近所のシネコンでの試写会だったので、画像も音響も良くて、観やすかったです。
ストーリーは、
子ども時代に、宇宙飛行士になることを誓い合った兄弟ムッタとヒビト。時は過ぎて2025年、弟ヒビト(岡田将生)が夢をかなえて宇宙飛行士となった一方、兄ムッタ(小栗旬)は会社を解雇され意気消沈していた。互いに違った道を進んでいた兄弟だったが、弟からの連絡をきっかけに兄はかつての夢を実現させるべく再び宇宙飛行士という目標に向かって進み始める。
というお話です。
原作がマンガの時は、いつも言ってしまいますが、原作が終ってないのに、映画化するのは辞めようよ。この宇宙兄弟、面白かったけど、でも、まだラストが決まっていないからなのか、ラストがええ~って感じで、せっかく盛り上がってきたのに、どうしちゃったのかな?って感じでした。やっぱり、原作者がちゃんと描き終えてから、映画化して欲しいです。でないと、もやもや~って終り方になってしまって、ちょっと寂しい気持ちになるんですよ。
ま、でも、ラストに行くまでは、どうなるのか解らず、すごく面白かったですよ。宇宙を目指す兄と、宇宙に行く弟、この比較も面白いし、子供の頃の夢に向かって、突き進む二人の姿は、清々しくて、今の若者に無い何かを持っているように見えました。この話の年代から考えると、今、高校~大学くらいの男の子が、このムッタとヒビトになるんだろうけど、これほど目が輝いていて、未来を夢見ている学生っているのかしら。日本の未来は不安だらけですね。
子供の頃の兄弟って、小栗くんと岡田くんにそっくりなんですよ。特に、ヒビトの子供時代の顔は、岡田くんそっくり。ビックリしちゃいました。ムッタの子供時代も、小栗くんに結構似ていて、本当に、二人の子供時代に見えました。良くこんなに似ている子供、見つけてきましたね。
私は、原作を、まだ読んでいないのですが、この話って、原作に忠実なのかしら。ムッタと一緒に訓練受ける人達が、あまりに個性的で、どうしてこんな人達を選んだのかなって感じだったんです。確かに、東大や京大卒のエリートっぽかったけど、なんだか偏っていて、宇宙飛行士には不向きに見えました。確か、飛行士の野口さんだと思うけど、彼と一緒に訓練を受けて落ちた人が言うには、彼が一番平凡で、すべてのレベルが真ん中だったそうです。だから、一番中間の人間で、何が起きても動じないような、ある程度鈍感な人間が良いのかもしれません。だから、最終先行に残った人達って、合わないんだよなぁ。
でも、映画のストーリーとしては、個性があったほうが面白いし、リアルさを求めなければ、とても良かったと思います。それとね、飛行訓練のメンバーに濱田くんが居るんですよぉ~!!昨日、舞台挨拶で会ったばかり(見たばかりですね。)で、何故か、とても親近感を覚えてしまいました。
それにしても、兄弟二人とも宇宙に向かってチャレンジなんて、親はどんなに頭が良いんだろうか。基本、頭が悪かったら、一次予選も通過しないもんね。とんびが鷹を産むって言うけど、兄弟二人とも鷹って、珍しいよね。
とても単純な話なので、本当に楽しんで見れる映画だと思います。なんか、こういう夢を諦めないで頑張る映画って、子供たちに見せたいなって思いました。やっぱり、子供の頃の夢って、叶えられたらステキですよね。叶えられなくても、なんか、それに関係する仕事とか、趣味とかをいつまでもやっていたいと思うものです。
この映画を観て、子供の頃の夢を思い出してみてください。
・宇宙兄弟@ぴあ映画生活
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