「捜査官X」 実写でやる”ひでぶっ!”&”あべしっ”に驚いたっ!解説してくれてありがとう。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

先日、「捜査官X」を観てきました。


ストーリーは、

平穏を絵に描いたような山奥の村で、指名手配中の凶悪犯が強盗殺人を犯し、その場に居合わせた製紙職人リウ(ドニー・イェン)と争った末に命を落とす事件が起きる。凶悪犯を退治したリウを住民たちが英雄だと称賛する中、村を訪れた捜査官シュウ(金城武)は精緻(せいち)を極めた現場検証や検死を開始。その結果、リウが正当防衛を装って、故意に凶悪犯たちを殺害したのではないかという疑念を抱くようになる。研ぎ澄まされた推理力と直感、常人の域を超えた博覧強記ぶりを発揮し、徐々に事件の核心に近づいていくシュウは、リウの驚くべき過去を知ってしまう。
というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-捜査2

金城くんの久々の作品ということで、観なくちゃと思って、行ってきました。金城くんは、捜査官役なので、拳法を使わずに、捜査をしていくのですが、なんか、結構、恐ろしい性格で、自分で針を打って、疲れを取ったりと、不思議な捜査官でした。ドニーさんは、普通の村人に見えるんですが、何か秘密を隠し持っているということで、執拗に捜査官のシュウに付きまとわれます。そして、段々と、すごい展開になっていくのですが・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-捜査5

もちろん、途中から、すごいカンフーアクションになって行きます。そこからがとっても面白いのですが、なんたって、ツボを突くでしょ。ドニーのカンフーが、私には、どう見ても、北斗神拳にしか見えなくて、ケンちゃんみたいに、”あたたたたた~!”ってツボを突いて、最後に、頭をピッと突いて、「オマエはもう死んでいる。」とは言わないけど、目がピキッとなって、”ひでぶっ!”とか”あべしっ!”になっていたの。これが、実写の”ひでぶ”なのねって納得出来るような映像でした。そして、どうして”ひでぶ”になるのか、金城くん扮する捜査官が解説してくれるんですよ。それで、北斗神拳も、こういう根拠なのねって解りました。あれっ?これ、北斗の拳じゃないよねぇ。(笑)

ドニーさんは、北斗の拳で言えば、トキかなぁ・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-捜査3

ゴメンナサイ。ちゃんと、捜査官Xは、ストーリーがあって、人は過去を悔いて、新しい人に生まれ変わることが出来るのかという事を描いています。人の心の奥底は入れ替えることが出来ないのだから、罪を犯した人間が悔い改めて善人になるなんてことはありえないという捜査官と、入れ替えられるのだと言って頑張る、過去のある村人との交流と、その過去に振り回される村人がどういう末路を迎えるのかという話です。結構、良い話でしたよ。


だから、北斗の拳との比較なんてしちゃイケないんだけど、もう、その”ひでぶっ”と”あたたたた~”を見てから、ドニーがケンちゃんにしか見えなくて、困りました。ちゃんと、ラオウらしき人も出てくるし、ドニー扮するシュウに兄弟も居るんです。いやぁ、マジで、北斗の拳をベースにしてないんだよねぇ。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-捜査4

劇場で観ている人は、結構、年配の方が多かったので、「北斗の拳」と重ね合わせて観てはいなかっただろうと思いますが、もし、私の年代や、マンガやアニメを良く見た人には、この映画、北斗の拳に見える場面が多かったのではないかと思います。北斗の拳と重ねて観ていると、結構、楽しめる映画だと思いますよ。この映画でここまで出来るのだから、邦画として、中国でカンフーが使える俳優を使って、北斗の拳を作ったら、結構、イイ感じに出来るんじゃないかなあぁ。ハリウッドなんかで作るより、よっぽど素晴らしいのが出来ると思うんだけどね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-捜査1

あ、スミマセン。つい、「捜査官X」の話じゃなくて、「北斗の拳」の話になってしまいました。(笑)ちゃんと、この映画としても、面白いですよ。すごくお薦めしたいほどではないけど、楽しめました。まぁ、私は、北斗の拳だと思って楽しんでしまったのですが・・・。(笑)とりあえず、実写の”ひでぶ”が見たい人は、ぜひ行ってみて下さい。楽しめます。カメ



捜査官X@ぴあ映画生活

捜査官X - goo 映画
捜査官X - goo 映画


北斗の拳全15巻セット (集英社文庫―コミック版)/原 哲夫
¥9,749
Amazon.co.jp