今日は、「バトルシップ」を観てきました。
代々木でのワールドプレミアも当たっていたのですが、あの嵐の中、試写会に行く勇気が無くて、断念しました。そんな訳で、映画館に直ぐに観に行こうと思っていたのですが、実は、公開して直ぐにチケットを取ろうとしたら、シネコンがあまりにも一杯で、最前列とかしか空いてなくて、今日まで我慢して、やっと観てきました。
ストーリーは、
アメリカや日本など、各国の護衛艦がハワイに集まって大規模な軍事演習を敢行することに。アメリカ海軍の新人将校アレックス(テイラー・キッチュ)は、日本の自衛艦の艦長ナガタ(浅野忠信)をライバル視しながら演習に参加。そのさなか、沖合で正体不明の巨大物体が発見される。人類からの友好的な呼びかけに応じて現われたエイリアンの母船だという科学者たちの推測に反し、彼らは突如として謎の武器で攻撃を仕掛けてくる。
というお話です。
ただのエイリアンものかと思って、期待してなかったのですが、ただ、宇宙人とアクションで戦うんじゃなくて、ちゃんと海軍の基本に添った作戦だったり、軍による共同作戦だったり、ただ、ヒーローがバリバリ戦うだけじゃないところが、面白いなって思ったんです。ヒーローとか出てきちゃうと、何でもありになっちゃうでしょ。一応、人間が出来る範囲のことをやっているので、面白いなって思いました。
海軍の空母や巡洋艦、駆逐艦などなどと、日本の自衛隊の巡洋艦など、私は良く知らないんだけど、本当にあるような船が出てきて戦うので、実際に、戦う必要が出たら、こんな風に戦うのかなって思いました。こんな風に、すべてが上手く行くとは限らないけど、でも、実際は、もっとシステムとかもすごいのを開発しているだろうし、なんか、恐ろしいなとも思いました。
それにしても、エイリアンがこんな風にいきなり攻めてくるって、ありえるのかなぁ。映画としては、超面白かったし、楽しめたけど、ダメ出しをするとしたら、エイリアン側にですね。まず、エイリアンの宇宙船なんですが、戦うにしては、無駄の多い形で、デザイン悪いなぁって思いました。メカデザイン、悪かったですね。大体、戦うのに、あんなにピラピラした羽みたいのがたくさん出てくるんじゃ無駄でしょ。攻撃受けても大丈夫なように開発するなら、あのデザインは無いよね。
あと、エイリアンの戦闘服。SF小説の「宇宙の戦士」の表紙のデザインに似ているのですが、動き鈍そうだし、なんか、観た事あるような感じなんですよね。エイリアンの癖に、地球のデザインに似ているって、どうなのよ。アウトでしょ。もう少し、宇宙空間をやってくるような宇宙人なんだから、ビジュアル、考えて欲しかったです。
それに対して、地球側の軍艦などは、美しかったなぁ。あの曲線、甲板に並ぶ戦闘機などなど、あんなに大きな物が海に浮かんでいて、美しいって、素晴らしいです。それだけで、カッコイイなぁって感動でした。そんな戦艦の中で、たくさんの人間が頭脳を使って戦うって、身体を使ったアクションより、面白いです。
テイラー・キッチュ、今回もカッコイイ役なんですが、私は、「ジョン・カーター」の時の長髪より、今回の男らしい「短髪」の方が好みでした。気がついたのは、テイラー、そんなに背が大きくないのかな。浅野さんと一緒にいても違和感無かったし、リーアム・ニーソンと並ぶと、見上げるようだったんです。まぁ、リーアムさんが大きいこともあるんだけどね。
浅野さん、すごく良い役です。ほとんど主役級なんです。これだけ対等にハリウッドで出来るなんて、今後、楽しみです。やっぱり、日本人の役は日本人に演じて欲しい。今までは、インチキ中国系の人とかが多くて、メチャクチャな日本語でムカつきましたが、これからは、日本人、がんばって欲しいっ!!
エイリアンとの頭脳戦がとても面白くて、良く出来ていたと思います。ハラハラドキドキの展開で、画面にずっと釘付けでした。大画面で観ると、その迫力もすごいと思いますよ。私も、大画面で音の良いシネコンを選んで観に行きました。ぜひ、劇場で楽しんだ方が良いと思います。私は、こういう気持ちよく観れる映画好きなので、お薦めしたいな。
そうそう、エイリアンに関して、あまり突っ込まないことをお薦めします。まったく意味解らないし、解決しませんから、地球側の戦いだけを楽しんで観てくださいね。アホなエイリアンはツッコミどころ満載なので、そこを言い始めると、楽しめません。(笑)
最後に、エンディングが終った後に、話が続きます。最後まで残っていてください。笑える場面を見逃しますよ。(笑)
・バトルシップ@ぴあ映画生活
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