ネットやDVDなどが発達した今、あえて劇場で映画を観る理由って何? | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今さらながら、これだけ録画機器が発達して、今度はスマホで映画が観れる時代に、あえて映画館で映画を観る意味を考えてみました。


先日、「マーガレット・サッチャー」を、まず、試写会の会場で観て、その後、六本木ヒルズのシネコンで観たのですが、あまりの音の違いと画像の違いに、ビックリしました。最初は、東京にある”よみ○りホール”というところで観たのですが、ストーリーを追っていき、感動はあったのですが、別に、それほど特別だと思うことなく、終わりました。その6日後、六本木ヒルズで、プレミア試写会に行ったのですが、その時に観た「マーガレット・サッチャー」は、先日観た試写会とは段違いの感動でした。音です。音が全然違うんです。自分が映画の中に入って、体感しているような音、そして、映像の美しさ。あまりの違いに、とても感動してしまいました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-サッチャー2


よく試写会が開催される会場は、ちょっと古めで、音や映像は二の次状態の場所が多く、古本屋街に近い会場などは、いつも映像がボケているんです。字幕のピントが合うとスクリーンの真ん中が合ってなくて、スクリーンの真ん中が合うと字幕が見難いんです。酷いでしょ。だから、良い映画と思ったものは、再度、シネコンなどの映像と音が良いところで観るようにしています。ストーリーは解っても、その映画の全体に収められた本当の良さは、試写会だけじゃ解らないですよね。


それと同じように、自宅で映画を観ると、どうしても他の仕事が入ってしまったり、雑音が入ったり、画面が小さかったりして、やっぱり映画の本当の迫力は読み取れないと思うんです。そして、スマホで観るなんて、本当に、どうなんだろうか。ヘッドホンをつけて、音を体感は出来るかも知れないけど、画面から来る迫力は味わえないよねぇ。


でも、自宅などで観る場合は、時間の心配はありませんよね。映画館のスケジュールに合わせなくても、自分の空いた時間に観る事が出来る。忙しい現代人は、映画に時間を合わせるのは、大変なことだと思います。だから、家で観れたり、スマホで観れることって、とっても便利なんですよねぇ。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-馬2

(戦火の馬は、大画面が良いと思うなぁ。)


だから、すべての映画を劇場で観る必要は無いと思うのですが、これだけはと思う映画は、音の良い、画像が美しい映画館で楽しむのが贅沢ではないでしょうか。大画面で観る意味が無い映画もありますからねぇ。(笑)でも、すごいアクション映画とか、SFとか、映像が素晴らしいものは、やっぱり大画面と大音響が良いと思いますよ。選択することが大切です。


もちろん、デートとかで映画館に行くのも、イイよねぇ。たくさんの人が周りに居るのに、暗くなると、二人だけの世界を感じられるもん。そこで、ドキドキしたり、ハラハラしたりするのって、つり橋効果で、相手を好きになりやすいような気がします。つい、爆発シーンの音とかで、ビクッとして相手の手を握ったりして、もー、ありがちなんだけど、イイよねぇ。(笑)


これからの映画が、どういう方向に行くのか、今は解りませんが、全身で体感出来るような映画の鑑賞方法が開発されたら、本当に面白いでしょうね。いつの日か、私が生きている間に、そんな映画の時代が来たら、嬉しいな。カメ


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