先日、「長靴をはいた猫」の試写会に行ってきました。今回は、2Dで、吹替え版です。出来れば、字幕で観たかったなぁ。だって、ビリー・ボブ・ソーントンが声をやっている役があるのよぉ!聞きたかった!
ストーリーは、
ある晩、お尋ね者の「長ぐつをはいたネコ」ことプスが街の酒場にふらりと現われミルクを注文する。彼に気付いた何者かの密告により追っ手がやって来るが、百戦錬磨のプスはいとも簡単にその攻撃をかわす。彼はそこで悪名高きジャックとジルの夫婦が、永遠に富をもたらすという伝説の金の卵に枝を伸ばす魔法の豆を手に入れたことを耳にする。
というお話です。
ネコ好きな人はもちろん、そうでない人も、プスの仕草や他に出てくるたくさんのネコちゃんにメロメロにされることでしょう。もー、超可愛いんですよぉ。ネコの表情や仕草を、とても良く捉えていて、これ、作った人、ネコとずーっと一緒に生活して、その動きを研究したんだろうなぁ。すんごいです。もぉ、観ていて溜まりません。ギューってしたくなるし、肉球触らせてぇって近づきたくなっちゃう。
子供の頃からプスと一緒に育った”ハンプティ・ダンプティ”が、超ムカつく奴で、観ていて、割ってやりたかったわぁ。なんなのよっ、このタマゴ野郎、茹でてやるぅ~!!でも、肌はすべすべなのよ。赤ちゃんの肌みたい。羨ましいっ。
ジャックと豆の木のお話がベースになっていて、豆を植えて、空に上って、お宝を手に入れたいっていうんだけど、そのお宝っていうのが、なんか、笑っちゃうの。お宝も可愛いのよ。プスもかわいいけど、私は、このお宝にもゾッコンになりました。何がお宝なのかは、映画を観て、確認してくださいね。
プスが拾われたところは孤児院で、ハンプティ・ダンプティと出会うんだけど、この二人以外は、人間の子供なんですよ。おとぎの国の設定なら、もっと不思議な生き物?がいても良いようなもんだけど、みーんな人間なの。不思議でしょ~。それで、プスは、ネコなのに人間と同じように扱われていて、他のネコは、普通のネコとして扱われているのよ。なんだか、不思議でしょ。同じネコでも違いがあるのかしら。(笑)
そうそう、おとぎの国と言えば、もっと不思議な怪物とかロバとか、シュレック繋がりなんだから、出てくるのかと思って観に行ったのですが、プストハンプティとキティ以外は、人間の世界なんですよねぇ。出てくる動物と言えば、イノシシが出てきたけど、でも、普通のイノシシとして扱われていたもんなぁ。つくづく不思議な話です。
お話としては、面白かったですよ。ドキドキする場面もあるし、騙しだまされて、どこが嘘で、どこが本当なのか、ちょっと分からなくなる感じもあります。友達を信じられなくなったり、やっぱり信じたり。本当に面白い展開に期待してくださいね。子供を連れて行くと、とっても楽しめると思いますよ。大人でも楽しめます。公開されたら、ぜひ観に行ってくださいね。
・長ぐつをはいたネコ@ぴあ映画生活
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