アカデミー賞ノミネートの発表がありました。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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今日、アカデミー賞ノミネートの発表がありました。まず、見てみましょう。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー5


 ▽作品賞
「アーティスト」(未公開)
「ファミリー・ツリー」(未公開)
「ヘルプ 心がつなぐストーリー」(未公開)

「ヒューゴの不思議な発明」(未公開)
「ミッドナイト・イン・パリ」(未公開)
「ツリー・オブ・ライフ」
「戦火の馬」(未公開)
「マネーボール」
「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」(未公開)

 ▽監督賞
ウッディ・アレン監督(「ミッドナイト・イン・パリ」)(未公開)
ミシェル・アザナビシウス監督(「アーティスト」)(未公開)
テレンス・マリック監督(「ツリー・オブ・ライフ」)
アレクサンダー・ペイン監督(「ファミリー・ツリー」)(未公開)
マーティン・スコセッシ監督(「ヒューゴの不思議な発明」)(未公開)

 ▽主演男優賞
ジョージ・クルーニー(「ファミリー・ツリー」)(未公開)
ジャン・デュジャルダン(「アーティスト」)(未公開)
ゲイリー・オールドマン(「裏切りのサーカス」)(未公開)
デミアン・ビチル(「A Better Life」)(未公開)
ブラッド・ピット(「マネーボール」

 ▽主演女優賞
ビオラ・デイビス(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)(未公開)
メリル・ストリープ(「マーガレット・サッチャー 鉄の女の涙」)(未公開)
ミシェル・ウィリアムズ「マリリン 7日間の恋」(未公開)
ルーニー・マーラ(「ドラゴン・タトゥーの女」)(未公開)
グレン・クローズ(「アルバート・ノッブス」)(未公開)

 ▽助演男優賞
クリストファー・プラマー(「人生はビギナーズ」)(未公開)
ケネス・ブラナー「マリリン 7日間の恋」(未公開)
ジョナ・ヒル(「マネーボール」)
ニック・ノルティ(「Warrior」)(未公開)
マックス・フォン・シドー(「ものすごくうるさくて、ありえないほど近い」)(未公開)

 ▽助演女優賞
ベレニス・ベジョ(「アーティスト」)(未公開)
ジェシカ・チャステイン(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)(未公開)
ジャネット・マクティア(「アルバート・ノッブス」)(未公開)
オクタビア・スペンサー(「ヘルプ 心がつなぐストーリー」)(未公開)
メリッサ・マッカーシー(「Bridesmaids」)(未公開)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー2


見て判るように、日本では、ほとんど公開前の作品ばかりです。ここで判ってくるのは、いかに日本の配給会社に力が無くて、良い作品を見落として、輸入していないかということです。恐ろしいですよね。作品賞なんて、公開されているのは、「マネーボール」だけですよ。女優賞にいたっては、すべて公開されていません。酷すぎる!!力があれば、あちらの公開と同じ時期に公開出来るでしょ。良い作品を青田買い出来なきゃ、儲からないよ。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー3


有名俳優が出る作品のみ高いお金を出して購入し、良い作品かどうか、観ても判らないんじゃないの?アカデミー賞にノミネートされてから、人気が出そうだからって購入するんでしょ。それじゃ、映画業界が潤うわけないじゃん。だって、無名の時に買い付けるからこそ、安く買えるんでしょ。ノミネート後じゃ、値段が上がるに決まってんじゃん。


それにしても、去年の東京国際映画祭で、「アルバート・ノッブス」がコンペティションに入っていたのは素晴らしい。配給会社より、映画祭の選定する人が優れていたってことでしょ。それを言うと、コンペティションの作品を「良い作品が無かった。」と言ったある日本の監督は、笑ってしまいますね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー4


私は、アカデミー賞にノミネートされたからって、素晴らしい映画と言うわけじゃありません。但し、沢山の人の眼を通して観て、評価された作品だと思っています。一番の王道と言うか、ノーマルな評価だと思うんです。アカデミー賞が取れなくても、素晴らしい作品や面白い作品は沢山あると思うけど、でも、やっぱり、王道を行ける作品って言うのは、評価すべきだと思います。


出来れば、全作品観たいけど、日本で公開されない作品もあるだろうから、残念だなぁ。きっと、私の趣味に合わない映画もあるだろうけどね。人はそれぞれ、育ってきた過程において趣向も違うから、仕方ないよね。でも、映画を仕事にしているのなら、仕事なんだから、プロとして、王道を行ける作品を見分けて、いち早く買い付けて日本公開して欲しいです。仕事って、そういうもんでしょ。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー1


いやぁ、結構、キツく書いてしまいましたが、実は、今日、「J・エドガー」の試写会(2度目だけど。)に行きたかったんですけど、急遽、急ぎの仕事が入ってきて、どうしても仕事が抜けられなくなってしまい、涙を呑んで、諦めました。普段だったら、そんな仕事、ブッチ切ってしまうのですが、さすがに、対銀行で、お客さんが融資を受けられなくなるとの事で、仕方なく、仕事、しました・・・。お前のせいで、家が買えなかった~って怨まれてもイヤでしょ。(笑)そんな訳で、仕事をしている人に、キツく当たってしまいました・・・。ごめんね・・・。でも、プロだから、涙を呑むことも必要でしょ。ああ~、こんな記事を主人に読まれたら、アホなこと言ってんじゃないって怒られそう~。でも、映画、観たかったのよぉ~!!くすん・・・。カメ