「ALWAYS 三丁目の夕日'64」 日本が進化途中だった頃は、人情が厚かったのよねぇ。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、「ALWAYS 三丁目の夕日'64」の試写会に行ってきました。ワーナーマイカルみなとみらいでの試写会で、ワーナーの方が、トウィーティーを連れてきて宣伝してねって言っていたので、みなさん、ぜひ、みなとみらいのワーナーマイカルへどうぞ!(笑)


ストーリーは、

昭和39年、日本中が高度経済成長と東京オリンピックに沸く中、東京・夕日町三丁目はいつものように住民たちが和気あいあいと暮らしていた。小説家の茶川(吉岡秀隆)は間もなく新しい家族を迎えようとしており、鈴木オートの則文(堤真一)も事業を軌道に乗せ、三丁目中が活気にあふれていた。しかし、そんな中転機を迎える人もいて……。
というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日1


パート1,2と続いてきたシリーズも、1964年東京オリンピックの時代になり、子供達も大きくなっていました。さすがに、私の生まれる前の出来事なので、解る~とかは無いけど、何故か、知らないのに、懐かしい気持ちになりました。人間がとっても温かい時代だったんですね。今、望んでも手に入らないような、そんな厚い人情を感じました。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日2


今回は、六子の結婚と淳之介の成長が描かれます。他のみんなは、相変わらずの雰囲気で、何がそんなに嬉しいのか、大騒ぎしたりしていましたね。勉強をして、良い大学に入って、大きな会社に入ることが幸せと言うのではなく、しあわせというのは、その人それぞれに違っていて、お金とは関係が無いのだと教えてくれます。私も、しあわせの価値って、人によって、全く違うと思っているんですよね。だって、私なんて、人が食べてる”アンパン”を半分貰っただけで、すごく嬉しくなって、しあわせになっちゃいますもん。その日一日中、しあわせです。安いもんでしょ。主人には、”おまえはしあわせな奴だなぁ。”って、良く言われます。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日3


森山未来くんが、六子の婚約者”菊池”役で出てくるんですが、二人、とっても合っていました。モテキの森山くんとは思えないような、イイ男っぷりでしたよ。そして、六子(堀北さん)は、本当に綺麗になりました。結婚する前って、誰でも綺麗になるけど、本当に綺麗で、花嫁さんピッタリ!ステキでしたよぉ。


東京オリンピックが開催される年ということでしたが、オリンピックがあるって騒いではいるけど、下町の彼らの生活にたいして影響は無いように見えました。確かに、みんなでTVを観て、応援していたりはするんだけど、オリンピックがあるからって、特別に生活が変わった訳ではなく、東京オリンピックって、どんなんだったんだろうって、ちょっと興味が沸きました。映画を観て分ったことは、バレーが強かったことと、サッカーに人気が無かったということぐらいかな。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日4


申し訳ないけど、内容に、これと言って、素晴らしく感動する場面が多かった訳でもなく、前作と同じように、昭和の生活を描いているだけなので、段々と、飽きてきたと言うか、感動が無くなりました。さすがに、3作目ともなると、何か変化を持たせてくれないと、飽きが来ますよね。それに、2時間半は長いです。もう少し、メリハリを持たせて、短くまとめて頂いても良かったのでは?


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日6

そうそう、今回、3Dで作っていて、3Dで観たんですが、まったく3Dの意味がありません。東京タワーが飛び出てくるのと、堤さんが怒って飛び出てくる以外は、飛び出ているかどうか、良くわかんないんですもん。2Dで充分です。どうして3Dで作ったの?アクション映画とか、ホラーとかだと、3Dって、結構、効果を発揮するんだけど、こういうヒューマンドラマで必要ないでしょ。まして、2時間半もあるのに、ずーっと、あの重い3Dメガネをかけろって言われても、辛い以外の何物でもないでしょ。3Dメガネの限界は、2時間弱です。この長さはダメ!

文句をたくさん書いてしまいましたが、いつもながら、CG技術はすごいですね。東京がこんな風だったんだというのに驚きました。東京タワーも、上の方は、こうなっているんですねって判りました。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-夕日5

シリーズを楽しみにしている方も多いと思いますので、ぜひ、楽しんできて下さい。でも、3Dで観る必要は、あまり無いと思います。2時間半も、3Dメガネは疲れます。この映画、怒られるかもしれないけど、何となく、温かい場所でみかんでも食べながら観たい雰囲気なんだよなぁ。それくらい、ほっこりする雰囲気なんです。ぜひ、お楽しみくださいね。カメ


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