「ダーク・フェアリー」 デル・トロ製作のダークファンタジー!猿のゾンビみたいのが敵よっ! | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、「ダーク・フェアリー」の試写会に行ってきました。ヤプログのブロガー試写会だったのですが、とても常識の無い方が後ろにいらして、イスをバンバン蹴られ、頭がチカチカしてしまい、前かがみで見ました。前の席を何度も蹴るなんて、マナーが無い人に映画を観る資格は無いと思います。ヤプログのブロガーの品位を疑いました。マナーが無いのに、偉そうに映画感想を語らないでよねっ!!と怒りから始まってスミマセン。


ストーリーは、

両親の離婚が原因で心に傷を負った少女サリー(ベイリー・マディソン)は、父親のアレックス(ガイ・ピアース)と彼の恋人キム(ケイティ・ホームズ)と共に郊外にある屋敷に移り住むことに。ある日サリーは封印されていた地下室を発見するが、そこにはえたいの知れない魔物がひそんでいた。そして地下室にあった小さい扉を開けてしまうが、それ以来屋敷では不可解な出来事が続発し、サリーを狙い闇の奥から魔物たちが迫ってきて……。
というお話です。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ダーク2

ギルレモ・デル・トロ、今回は、製作と脚本のみで、監督はトロイ・ニクシー監督でした。でも、デル・トロのドクドクしい感覚は、ちゃんと受け継がれていましたよ。出てくる小人が、またも痩せていて、ペタペタくんっぽい猿のような悪魔でした。妖精と言うと、なんとなくティンカーベルのような美しいモノを思うけど、本当は極悪な妖精のほうが多いんですよね。ハリーポッターでも、庭小人=妖精だったし、デル・トロ監督のパンズ・ラビリンスでも、妖精、キモかったもんね。いつもの通り、妖精は光に弱いです。そして、今回は、とても小さいです。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ダーク1

はっきり言って、これほど小さいなら、どんなに極悪でも、殺虫剤とかねずみ取りとかで全滅させられそうに思うんだけどなぁ。私なら、まず、殺虫剤と虫取り網で捕まえて、檻に入れるけどなぁ。1匹づつに分けて閉じ込めておけば、段々と人に慣れてくると思うから、手懐けて、飼えば良いのに。ハリーポッターのトビーみたいに使える気がするんだけどね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ダーク3

もちろん、極悪小人が悪いんだけど、でも、それに対する人間が、あまりにも頭が悪くて、ちょっとイライラしました。お決まりなんですが、どうしてそこで一人になるの?とか、足元に気をつけて歩けよっ!とか、突っ込みどころが満載で、途中で笑ってしまいました。だって、もう、来るのが判るんですもん。(笑)そういえば、サリーが小人に襲われて、キャ~って言って、小人を叩き潰す場面があって、超笑いました。そんなに簡単に殺せるなら、全部殺そうね。(笑)


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ダーク5

ストーリーに、両親の離婚が原因で心に傷を負ったと書いてありますが、離婚が原因じゃなく、母親に邪魔にされ、父親の所に来ても、既にパートナーが居て、自分の居場所が無いと感じて傷ついているんです。今どきの子供は、両親の離婚ぐらいでは傷つきません。でも、愛して貰えない事には傷つきます。離婚しても、子供への愛は大切にして下さいね。離婚は夫婦の事で、子供には関係の無いことですから。

ダークな雰囲気は、デル・トロそのもので、とても満足出来ました。でも、ストーリーが、観たことのあるような、そんな感じで、先が読めてしまうんです。面白くて、ドキドキして、恐いんですけど、来る来る来る、来た~!!って分かってしまうんですよ。ま、その方が、安心でもあるけど、ホラーとしては、ちょっと物足りないかな。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-ダーク4

私、デル・トロ監督のダークな雰囲気がとても好きなので、今回もお薦めしたい映画ではあるのですが、先が読めてしまうというところと、小人がちょっと、ウアカリっぽいところが、なんとも薦めて良い物か迷います。小人に一番近いのは、パイレーツ・オブ・カリビアンのバルボッサが飼っている猿がゾンビ状態になった時にそっくりです。そんな小人=フェアリーがワラワラ出てきても大丈夫な方には、お薦め出来るかな。

あまり上映する映画館が無いので、探して観に行ってくださいね。カメ



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