先日、「1911」を観てきました。
ストーリーは、
1911年、中国は欧米列強の脅威にさらされ、清王朝は衰退する一方だったが、業(ごう)を煮やした民衆たちが立ち上がる。革命軍を束ねる孫文の参謀・黄興(ジャッキー・チェン)は一気に総督府に攻め込むが、情報が漏れていたため失敗に終わる。この戦いで多くの尊い命が奪われ、敗残兵となった彼らは次第に戦意を失っていき……。
というお話です。

これ、歴史の年表を読んでいるような映画で、ちょっとどうなのかしら。中国の歴史に興味があって、かつ、すごく中国という国を愛していない限り、全然楽しめないと思います。あんなに人民の為に共和制にするやらなんやら、革命を起こして頑張っていたにもかかわらず、結局、今、政府当局の独裁状態になっているのだから、革命の意味は無かったように感じました。人民が自由に発言出来て、自由に交流出来るような社会を望んでいたんじゃないかと思うのですが、現在は酷いですよね。
孫文と黄興との友情を軸に、君主制を廃止させて、共和制の国にしようということで革命が起きます。途中で負けたり、色々あって、結局、君主制は崩れるのですが、なんだか、変な人が総統かなんかになってしまい、きっと、上手く行かないんだろうなぁって思わせるような感じでした。だから今も、あんなに自分の事しか考えない国になっているのかもしれません。

ごめんなさい。私、まったく中国の歴史が解らなくて、年表のように、何年何月に誰がどこに入ったとか、文字で解説が出るのですが、解説されても、それが誰なのか、何をやった人なのか、何に繋がるのかが全く解らず、途中でウトウトしてしまいました。これ、きっと、日本で言うところの、”明治維新”的な革命なんだろうけど、興味が無い事って、これほど面白くないんですねぇ。
とにかく、入り込んで観れなかったので、感想が書けません。ジャッキーも、主演ながら、ずーっと出ている訳ではないし、この人良いなぁって思える人が居なくて、ダメでした。

ラストエンペラーが子供の頃の話でしょ。でも、溥儀は、確か、日本に持ち上げられて皇帝になるんじゃなかったっけ。なんだか、そこら辺が一切解らないので、なんでここで退位って言っているのに、ラストエンペラーがあるのかなって不思議でした。ああー、いかん。勉強不足というか、興味が無いからダメだ・・・。孫文っていう人が、有名なのは知ってるけどね・・・。(笑)
何度もスミマセン。今回の感想は、参考にしないで下さい。ダメダメだったので、観に行かなければ良かった・・・。中国の歴史などに興味のある方は、ぜひ、観に行ってくださいね。