先日、「ワイルド7」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
元犯罪者で、悪人をその場で処刑することを許された男たち、“ワイルド7”の出動を要する事件が発生。メンバーたちが犯人を追い詰めた瞬間、謎のスナイパーが現われ犯人を射殺して逃走する。ワイルド7の飛葉(瑛太)はスナイパーを追跡するものの見失ってしまう。飛葉は、追跡の際に迷い込んだ埠頭(ふとう)のクラブで黒髪の美しい女性ユキ(深田恭子)と出会い、惹(ひ)かれ合うようになるが、ユキには秘密があった。
というお話です。
古い漫画が原作だそうですね。確かに、古い定食屋みたいな所に、”ワイルド7”という漫画が置いてあったような気がします。読んでみれば良かったなぁ。なんか、昔、実写ドラマ化もされたらしくて、まったく知りませんでした。復刻版とか出たら読んでみようかな。
私は、とっても面白かったです。バイクもカッコイイし、ちょっとレトロな雰囲気が、現代の風景に不思議とマッチしていて、イイなって思いました。アクションも、結構、凄かったですよ。バイクや車がバンバン飛んだり、転がったりして、すごいのよ。まぁ、ハリウッドの事を思うと、普通かも知れないけど、邦画では、すごいんじゃないかなぁ。ノーヘルでバイクに乗ったり、曲芸乗りのようなことをしたり、すごいなって思いました。私、まったくバイクとかダメなので、そういう場面に感動しちゃうんですよ。
ストーリーも、良く出来ていました。テロリストは悪い奴だけど、それを利用して利益を得ている人間はもっと悪いってことで、倒そうと奮闘するんです。でも、いくらワイルド7でも、同じ国家に属する者達と戦うのは、キツいんですよ。良い人は殺せないでしょ。だから、苦労するする。悪い奴だけ、捕まえようとするから、本当に、すごい戦いになるんです。観てのお楽しみです。
”一命”や”余命~花嫁”の時と違う瑛太さん、ステキでした。まったく笑わないんですよ。すごく不思議な感じなの。でも、カッコイイんだよね。仲間も、豪華メンバーで、ボスに中井さん、仲間に、椎名さん、丸山くん(関ジャニ)、阿部さん、宇梶さん、平山さん、松本さん、で、謎の女に深キョンさんでした。
それにしても、こんな現代版仕事人みたいな組織があったら、本当に日本も良くなるでしょうね。政治家なんて、みんな殺されちゃうかもよ。(笑)でもね、そんなスゴイ人達が、もし悪用されたら、恐ろしいでしょうね。独裁国家になってしまう。最強の部隊を作るのは良いけど、運用を気をつけないと怖いです。政治や企業からの圧力に屈しない権力を持っていて、なおかつ正義感の強い人でないとね。難しいです。
この映画、年末にスカッとして、気持ちよく年を越せそうな内容で、私は、超お奨めです。原作とかドラマを知っている方は、どうなのかな。私は、古いものを一切知らないので、余計なこだわりがありません。だから、この映画を、素直にそのまま楽しめました。カッコイイ男たちを、スカッと観てきてくださいね。これ、シリーズ化しそうです。面白いもん。今後、巨大な敵がバリバリ向かってくるかも知れませんよ。楽しみです~!!
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