「東京オアシス」 微妙な"ちい散歩"状態に、どう反応していいのかな・・・。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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映画の日だったので、「東京オアシス」を観てきました。


ストーリーは、

深夜の国道。トラック運転手のナガノは、トラックの前に飛び出した女性をとっさに助ける。喪服を着ていたその女性はトウコと名乗り、女優だという。ナガノのトラックに乗り込み、話を聞いてみたが、どこまで本当なのか分からない。しかし、ナガノのことを「レタスのダンボールを運んでいる人に悪い人はいない」というトウコの言葉にはひとつ芯があるように思えた。ナガノもまた、行く先を無くした1人だったのだ。
というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-オアシス4

一応、ストーリーを書きましたが、話がありそうで、無さそうな映画です。小林さん演じる女性トウコの、周りに生きている人々との関わりや、息抜きの様子などを描いています。なんと言って説明して良いのか解りませんが、普通の楽しい映画と思って行くと、あれっ?ということになります。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-オアシス1

トウコは、どういう仕事をしていて、どんな人物なのかということは、ハッキリ言って描かれていないんです。でも、その会話によって、きっと女優をしているけど、それほど特徴的な顔で無いので、主役を張るような女優ではなく、観る人が覚えているか居ないかくらいの人物であり、結構、しんどいのかなって感じが読み取れるんです。だから、彼女は、絶えられなくなった時、途中で逃げ出したり、色々な事をしてみるのだと感じられます。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-オアシス5

雰囲気は、以前にあった映画、「プール」や「マザーウォーター」のような感じで、ゆるゆる~というイメージなのですが、あのゆるゆるが、もっと強くて、ストーリーもほとんど無いんです。だから、ちょっと映画としてみると、異質なんですよねぇ。私は、深夜枠で、10分ほどで1エピソードをやるみたいな方が、人の気持ちを癒せるのではないかなぁと思いました。1時間半、これをやられると、癒しを通り越して、イライラが出てきてしまうかも。最初の作品とかは、目新しかったけど、そろそろ、このタイプの映画も飽きますよね。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-オアシス2

もちろん、言いたいことは解ります。ガツガツしてる生活の中で息苦しくなり、誰もが逃げ出したくなると思うけど、ちょっと見回してみれば、近場にオアシスとなるような場所もあるんだよってことですよね。でも、ハッキリ言って、このイメージ、そろそろ打ち止めにした方が良いと思いました。またも、私には、監督のマスターベーションにしか思えなくなってきてしまいました。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-オアシス3

キツい言い方でゴメンナサイ。こういう映画で癒される方もたくさんいるのかもしれないので、あくまで、私の感想です。こういう映画が好きな方は、ぜひ、観に行ってみてください。風景もキレイだし、動物園の動物もかわいいですよ。ツチブタは見れないけどね。(笑)カメ



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