先日、「犬飼さんちの犬」を観てきました。
ストーリーは、
離島にある「スーパー バスコダガマ鳥ヶ崎店」に勤務する48歳の平社員・犬飼保(小日向文世)は、妻の潤子(ちはる)や子どもたちと離れて寂しく単身赴任中。ある日、本社へ出張することになり、犬飼は家族のもとに戻るが、久々に帰ったわが家には、犬嫌いの保に内緒で家族が飼い始めたサモエド犬のサモンがいた。
というお話です。

サモエド犬って、超かわいいのよぉ~!!!白くて、まふまふなの~!!後ろ足の腿の辺が、モンッと膨らんでて、もう、観ていて耐えられない~!!!触りたい~!!!
興奮してしまいました。ねこばんや、ねこタクシー、いぬごえなどのシリーズと同じで、地方TV局のドラマがベースで、出来た映画です。めっちゃかわいい動物だもん、動物好きな人には、たまらない作品ですよね。
犬嫌いの犬飼さんが、自宅に帰ると大型犬のサモエドが飼われていて、どうやって犬飼さんが嫌いな犬と折り合いを付けていくかの話です。それほど、大事も無いし、何が起きるわけではないけど、それ解るなぁとか、それは間違ってるよとか思う場面がたくさんあって、超楽しめます。
ペットを飼っていると、自分の子が一番可愛いと思うし、何をやっても、目に入れても痛くない状態なので、他人から見ればモンスター飼い主と思われてしまう、そんなバカ飼い主の事も描いていたりして、自分を見ているようでした。人に迷惑をかけないようにしているつもりなんだけど、バカっかわいがりしている姿は、他人にとって、目障りですよね。これって、やっぱり迷惑かけてんのかもって思うけど、でも、抑えられないんですよ。もう、ダメダメ飼い主になっちゃうの。そんな飼い主の姿も、解ったりして、いいなって思いました。
犬飼さん家で犬を飼った理由が、また、イイんだよねぇ~。感動するんです。家族って良いよなって思える理由で、サモンを飼い始めた事がクライマックスの方で解ります。なんだか、とっても暖かくなるんですよ。この家族を観ると、自分も家族を作りたいなって思うかもしれません。
出演者が個性的でとても面白いんです。犬飼さんの家族はもちろんのこと、スーパーの店長、会社の社長、島のおじさん、ドッグランの人々、クレームの客、ペットショップの変わった店員、などなど、みんな変なんだよね。特に、ペットショップの店員を佐藤二郎さんがやっているんだけど、超変なんだよね。態度も変だけど、言葉使いも可笑しいの。とっても笑えるので、楽しみにしてくださいね。
とにかく、面白いし癒されます。私は、すごくお勧めしたい映画ですね。クソ暑い中、なんとなく、ちょっとだけ癒されて涼しくなるような、そんな映画でした。サモンは、モコモコしているから、一見暑苦しいみたいなんだけど、あのクールな態度に笑わされて、涼しくなります。(笑)ぜひ、観に行ってくださいね。
・犬飼さんちの犬@ぴあ映画生活
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