先日、「スカイライン-征服-」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
ロサンゼルスの親友に会いにきたジャロッド(エリック・バルフォー)とエレイン(スコッティー・トンプソン)。早朝4時ごろ、突如として青白い光と共に不気味な音が響き、友人が光の中に姿を消してしまう。窓の外ではたくさんの巨大な飛行物体が空を埋め尽くし、地球から人間を次々と吸い上げていた。
というお話です。

マジメな映画なんだろうけど、大笑いしちゃいました。またもAVP2まがいの、お笑い宇宙人大集合!!バイハザのペタペタくんこと”リッカー”の巨大なヤツとか、マトリックスのセンティネルにゴチャゴチャ付属品をつけたヤツとか、JJエイブラハムのクローバーフィールドに出てきたわけの解らん宇宙人のヤツとか、トムちゃん主演の宇宙戦争に出てきた長いイカの足みたいなヤツなどなど、化け物総出演です。宇宙船も、ゴミを集めたの?不法投棄はダメだよって注意したくなるような形だし、もう、これ、お笑いです。
でね、ある日、朝起きると、宇宙人がいきなり攻撃してくるんですよ。意味も何もわからんの。逃げ惑うだけ。クローバーフィールドと一緒でしょ。ハッキリ言って、やっている事は同じなんです。だから、あ、観たことあるなって感じ。またですか~って思って、不気味な宇宙人を笑って観ていました。
その内に、宇宙人が、どうして人間を集めているのかという理由がわかってきます。宇宙戦争の時は、人間の血が宇宙人のゴハンだったんだけど、今回は違います。食料じゃないのよ。これも、超笑えました。え、それ、付け替えるの??ええっ~!!それじゃ、あんた、意識があるんじゃないの?って感じです。解りますか?どういう意味かは、映画を観て楽しんでくださいね。
ぶっちゃけ、これって、日本の「仮面ライダー」のリメイクなの?って思っちゃいました。ショッカーに捕まって、改造人間にされたけど、人間の味方しちゃうよ~んって話に近いのよ。笑えるでしょ。監督は、日本の特撮オタクかしら。
なんだか、酷い映画だったので、感想を書きようにも、書けないというか、感想が無いと言うか・・・。だって、あまりにもお粗末な内容というか、ストーリーなんですもん。もっと展開があるのかと思いきや、何もなく・・・。困っちゃうなぁ。こんなのに、こんなに大金注ぎ込んじゃって・・・。勿体無いなぁ。お金を賭けてるだけあって、VFX(CG)は凄いです。見応えはあるけど、宇宙人に笑っちゃうんですよ。
ホーキング博士が警告した宇宙人の来訪といって、宣伝を煽ってますが、ホーキング博士は、こういうこと言いたかったんじゃないと思うなぁ。ホーキングは、素晴らしい物理学者で、ユーモアたっぷりの人だから、宇宙人の襲来によって、人間に恐怖を与える気なんて無いと思うけどね。
内容がまったくないし、訴えたい事も無い、お勧め出来ないけど、B級で、笑える特撮映画って思って、コメディーとして観に行ける方なら、良いのではないでしょうか。結構、グロい場面もありますよ。(笑)
アメリカで公開して、大ブーイングだったのも解るなぁ。間違っても、「金返せ~!!」って叫ばないでくださいね。
・スカイライン-征服-@ぴあ映画生活
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