先日、「ファースター 怒りの銃弾」を観てきました。
ストーリーは、
兄と自分を陥れた者たちを全員抹殺しようと心に誓う男ドライバー(ドウェイン・ジョンソン)は、10年の刑期を終えて出所し、1人目のターゲットを射殺。あと少しで定年を迎える初老の刑事コップ(ビリー・ボブ・ソーントン)と同僚の女性刑事シセロ(カーラ・グギーノ)が、この射殺事件を担当することになるが……。
というお話です。
ロック様=ドウェイン・ジョンソン演じる”運転手”が、兄を殺した奴に復習をするため大活躍するって話です。”殺し屋””刑事””情報屋”が絡んできて、まして、名前は出てこず、役柄だけしかわからないので、ちょっと不思議な感じでしたが、この映画、目的がハッキリしていて、難しいことが一切無いので、観た後、本当にスカッとします。悪い奴は許さねーぞって事で、バンバン殺すので、気持ちいいです。
宣伝もほとんどしていないし、チラシを見ても男臭い感じの、なんだか面白くないから、ひっそり公開なのかなぁなんて思って、観に行ったのですが、イヤイヤ、面白かったですよ。ストーリーの感じとしては、ちょっと古い、西部劇とは言わないけど、悪は悪として、どんどん倒すっていう、勧善懲悪の話です。だから、何も考えずに、観たままを楽しめると言うか、やっちまえって思うんです。こういう、スッキリした話、判り易くて、好きです。
偉そうに難しいことばっかりやっていたり、優しい気持ちを薄~く描いていたりするのも、感性を刺激してくれてすきなのですが、こういうロボット物アニメみたいな、そんな簡単な話って、良いですよ。いつも頭使ってると、疲れるもん。こういう映画、必要です。
ロック様、またも筋肉モリモリで、触ってみたいって感じの姿です。イヤイヤ、ゲイのお兄さん、よだれものでしょうね。凄いです。あ、でも、ちょっと暑苦しいかな。夏には、横に居て欲しくないかも・・・。でも、復讐する姿は、超カッコよかったですよ。
笑えるのが、ロック様を殺そうと、殺し屋が犯人に雇われて迫ってくるのですが、この殺し屋がイケメンなんですよ。でね、映画の中でも、イケメンで金持ちで、非の打ち所が無い男の役なんです。だけど、精神的に壊れてるかな。殺し屋は、趣味でやってます。それが、なんだか笑えるの。この殺し屋の役は、笑わせるために作ったのかしら。面白いですよ。
誰がどう見ても、こいつが悪の親玉だろっていう人が出てきますが(ネタバレはしないけど。)、最後の最後まで、謎にしています。どう見てもこいつって判るのに教えてくれないところも、また、良かったのではないかと思います。あまりに隠しているので、映画通だと、あれっ?もしかして違うのかな?って裏の裏をかいてしまいました。でも、王道をいっているから、あなたの思ったとおりの人が悪い人だと思いますよ。(笑)
この映画、期待しなかったけど、お勧め出来ると思います。頭を使わないで、ちょっと仕事帰りに楽しむには、とても良い映画だと思います。次ぎの日、スッキリした気持ちで仕事に行けるかも。謎が無いですから。
お時間があったら、ぜひ観てみてくださいね。
・ファースター 怒りの銃弾@ぴあ映画生活
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