「キミとボク」 ペットは人間の永遠の友達。見守っているつもりで、見守ってくれている。 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
スミマセンが、ペタの受付を一時中断しています。ごめんなさい。

今日は、「キミとボク」を観てきました。ネコ


ストーリーは、

七夕の日。漫画家を目指す青年(中村蒼)が、アメリカンショートヘアーの猫・銀王号と出会う。やがてふたりは心を寄せあい、友達になり、家族になっていく……。楽しい時も、つらい時もずっと一緒だった、出会いから別れまでの10年間の軌跡が綴られる。

というお話です。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-キミ1

とっても短い映画で、45分しかありません。その中に、ペットとの生活がキッチリ描かれていて、とても満足出来る作品です。ペットを飼った事がある方は、誰もが、出会いから別れを経験していると思いますが、それを、やさしく伝えてくれるんです。先に言っておきますが、辛い映画ではありません。悲しい別れを見せる、お涙ちょうだい映画ではありません。


主人公が、アメショーの子猫と出会って、自分さえ面倒見れないのに、ネコの世話が出来るのかなって思うような感じで飼い始めます。東京に出てきたばかりで、お金も無くて、バイトをしながら漫画家を目指しているので、結構、部屋にいることが多くて、銀王号と一緒に段々と成長していきます。もー、彼にまとわり付いている銀王号は、とんでもなく可愛くて、それこそ目の中に入れても痛くないほどです。愛らしいとは、この猫のためにあるような言葉だと思ってしまうほどです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-キミ3

彼が、見守って育てているように見えるのですが、本当は、猫の方が、ずーっと彼を見守ってくれているんですよね。銀王号がいつも彼を見て思っていることをつぶやくのですが、それが、やさしい女性の声で、とっても合っているんです。でも、銀王号は、男の子ですけどね。(笑)彼が成長していく過程で、色々な困難があったりしても、それをジーっと見つめていて、そばで彼を癒してくれる、そんな彼と猫の生活がとってもイイんです。

ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-キミ4

ペットを飼ったことがある方は解ると思いますが、必ず出会いがあって、生活していくうちに、目を見るだけで言っていることが解ってきて、眠いんだなとか、遊びたいんだなとか、もう会話が成立してしまうほどの家族となりますよね。そして、必ず、人間より早く年齢を取り、先に逝ってしまう・・・。それは仕方の無いことだし、もし、自分の命の方が短いと解ったら、この子を置いて死ねないからどうしようと思ってしまいます。だから、必ず、出会って、別れるまで、必ず面倒を見ることが人間の役割だと思います。別れは辛いけど、でも、最後まで見てあげることが、その子が自分をずーっと見守ってくれたことへの恩返しだと思わなければね。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-キミ2

いつも思うのですが、ペットって、不完全な人間をフォローするために、神様が野生の動物を説得して、人間のそばに居てあげてくれって役割を与えたのではないかと思うんです。そばに居てくれるだけで、自分にたくさんの物を与えてくれているんですよね。彼らが居るだけで、心が柔らかくなるし、優しくなれる。いつも戦争のように働いていても、彼らの顔を見るだけで、それだけで救われる時があります。そんなすごい力を持っているペットたちを大切にしなければ、バチが当たります。でも、勘違いしてはいけないのが、ペットに対して極端に甘やかしたりするのは、彼らにとっても不幸だと思いますよ。本当は、自然の中で自由に走り回りたかったんですから、人間と同じように生活しろって押し付けるのは、間違っていると思います。考えて欲しいです。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-キミ5

ペットとの関わりを、とってもシンプルに、解りやすく伝えている、この映画、猫好きのみならず、動物好きの方は、ぜひご覧になると、幸せになれると思いますよ。銀王号のかわいさと、中村君のかわいさと、どちらも楽しめて、温かい気持ちになります。春から新しい生活を始めた方、少し寂しくなったころだと思いますが、こういう温かくなる映画を観て、癒されてくださいね。カメ


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