今日は、「抱きたいカンケイ」を観てきました。
ストーリーは、
週80時間も働いていて、恋をしている余裕もない医師のエマ（ナタリー・ポートマン）。ある日、その場の勢いで男友達のアダム（アシュトン・カッチャー）と一線を越えたエマは、その気になったアダムにセックスだけの関係を持ちかける。ハードな仕事の合間を縫い、抱きたいときだけアダムをメールで呼び出すエマだったが……。
というお話です。
軽いラブストーリーで、楽しめました。結構、笑えるところも多いし、下ネタもあったりして、私は好きだなぁ。好き嫌いがハッキリする映画かも知れませんね。ちょっと下品な場所もあるので、そういうのがダメだったり、恥ずかしく思ってしまうような方には、駄作と見えるかも知れません。だから、アカデミー賞会員さんとかからは、ダメ出しをされるかも。
付き合うとかを考えずに、いきなりベットインしてしまった二人は、そのままセフレとして続けていくのですが、もちろん、予想通り、ギクシャクしていきます。ナタリー演じるエマは、医者として走り出したばかりで、自分のキャリアをここで止めたくないと思っていて、恋愛にのめり込むのを恐れています。アシュトン演じるアダムは、失恋の痛手を癒すのと、男の意地もあって、セックスだけのカンケイを歓迎します。これって、ハッキリ言って無理だよね。どうしても身体を重ねていると、段々と心も連動してしまうんじゃないかなぁ。それだったら、行きずりの人との方が、よっぽど割り切れて、良いと思うんだよね。
このエマのように、仕事のキャリアを捨てたくなくて、いつも仕事仕事って言ってる人居ますよね。でも、それって、この映画のように、逃げているだけなのではないかと思います。付き合うのは良いけど、今一歩踏み込めないのは、自分が仕事を続けて行けるのかとか、経済的な問題とかが引っ掛かっているのではないでしょうか。確かに、一人で居れば、自分が稼いだお金は、全て自分の好きに使えるし、使いすぎてしまったら、食費を減らしたり、色々な調整が出来るけど、二人になったら、そうは行かないもんね。踏み込めない気持ちは、解らないでもないんだけど、素直に好きなものは好きって言ってしまった方が、幸せがやってくると思いますよ。
始まりがセックスでも、お互いが好きになって、愛しあうなら、それはそれで良いんじゃないかなって思います。とりあえず、身体が合えば、それから性格が合うかどうかを考えていけば良いでしょ。とっても好き合っていても、身体が合わないって解ったら、結構、悩むと思うんだよね。いきなり変な趣味を強要されても、それって、気持ち、離れるじゃん。自分との相性が、バランス良い相手って、本当に見つけるの大変だと思います。もし見つけたら、食いついて離れない方が良いと思うよ。もう、二度と表れないかもしれないから。で、もし、”やっぱり、この人じゃないや。”って思ったら、別れればいいじゃん。とりあえず食いついてみるって、大切だと思うよ～。（笑）
この映画、女性は、ぜひ観たら良いと思います。今、一歩踏み出せてない女性が観ると、とりあえず、勇気を出して付き合ってみるかって思えそうな映画なんですよ。ダメダメ男でも、もしかして、運が向いてくるかもしれないし、親が金持ちかも知れないし、家事が得意だったりするかも知れない。なんか、重く考えていた気持ちが、少し軽くなります。男性が観ると、女性の気持ちの複雑さが解って、その気持ちを先読みして彼女を口説けば、落ちるかも知れないし、モテキが来るかもしれませんよ。これから暖かくなって来ると、恋の季節（発情期）になるので、ぜひ、彼氏彼女を作って、夏に備えてくださいね。
・抱きたいカンケイ＠ぴあ映画生活
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