今日は、「エンジェル ウォーズ」の試写会に行ってきました。
ストーリーは、
幻想的な世界に閉じ込められたベイビードール(エミリー・ブラウニング)は、バーチャル兵器を使いこなす4人の女戦士を集め、自由を求めて戦うことに。想像の世界の中でワイズマン(スコット・グレン)の手助けを受けた彼女たちは成功すれば自由を手に入れることができるが、そのためにはある犠牲を強いられる運命にあった。
というお話です。
この映画は、ファンタジーなのか、アクションなのか、ヒューマンなのか、どれに分類してよいのか判りません。基本は、「17歳のカルテ」なのですが、いきなりこの内容を観せられると、どこが基点で、どこからが空想なのかというのが、判りづらいと思います。だから、前もって、情報を入れて観に行く方が、より楽しめますよ。と言う訳で、解説を少し・・・。
精神病院に入れられてしまったベイビードールが、自由になる為の鍵を手に入れるために戦いうというものです。基点は、精神病院です。精神病院に入ったのは現実です。しかしベイビードールは、自分の中の世界で、そこが売春クラブと認識し、そこで艶かしいダンスで人を魅了して自由になる鍵を手に入れようとします。そして、その艶かしいダンスの内容が、あのCMなどで流れているアクションなんです。空想の中の空想なので、何の前情報も無く観ると、病院だったのに、いきなり売春クラブになってるぞ?とか、踊っていたのに落武者と戦ってるぞ?とか、説明が一切無いので、???となります。で、???を無視して観ていくと、段々解ってくるんです。でもね、これ、解っていて観たほうが面白いですよ。どこで空想に落ちたのかが解るので、楽しめます。
彼女は、すごく悲しい出来事が続けて起こって、継父に精神病院に入れられますが、その出来事が酷いです。もし、こんな事が起こったら、本当に正常な精神を保てないでしょう。もう、生きているのが辛いほどの悲劇でした。この悲劇が、ラストへ繋がるのだと思います。ラストは言えないけどね。
精神病院へ入っても、それまでの出来事と病院に閉じ込められたショックで、少し孤立したような状態のベイビードールなのですが、ある時ロケットを助けたことで、打ち解けて、脱出計画を仲間と考え始めます。そして、実行へ・・・。
実際に病院で計画実行しているのですが、ベイビードールの中では、売春クラブで脱出計画を考えているというように、空想が広がっていきます。そして、アクションへ。何故か、ダンスをし始めると、神社らしきところに精神転送され、亀仙人らしき人に、自由になるための5つの鍵の情報を教えてもらい、落武者ロボと戦ったり、ドイツ兵ロボと戦うことになります。この落武者ロボ、セーラー服の女の子に、バズーカやランチャーを撃って来るんですよ。アホでしょ~。小さい的にそんなでかいもので挑んでどーすんのよっ!!アクションは、基本、アニメの「BLOOD+」でしたね。
でも、映像は素晴らしかったなぁ。もぉー、アキバ系の方達、涙ものじゃないですかね。このセーラー服と巨大ロボの戦闘は、日本のアニメを彷彿とさせるものがあります。そこで”月に代わってお仕置きよ!!”って言って欲しい感じでした。(笑)セーラー服のベイビードール、ドイツ系将校服のアンバー、ボンテージとアウトロー系のスイ-トピーとロケット、パイロット系のブロンディと、色々なタイプが楽しめて、嬉しいでしょ~。自分のタイプを楽しんでください。
この映画、本当に楽しめました。ちょっと解り難い部分を前もって情報を入れておけば、超面白いと思います。私は、お薦めします。ぜひぜひ、観に行ってください。日本人には、アニメが実写になってるぞ~って感じで楽しめると思いますよ。色々な場面で、あ、これ、ドラゴンボールでしょとか、知っているアニメの場面と同じような情景を実写で見れると思います。
・エンジェル ウォーズ@ぴあ映画生活
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