今日は、「第８３回アカデミー賞」でした。私は、朝（と言っても寝坊したので１１時頃でしたが・・・。）から六本木ヒルズにて、ライブビューイングで観ていました。平日（特に月曜）の午前中なので、空いているかと思って行ったら、いやいや、映画館はいっぱいで、驚きでしたね。私も含めて、月末月曜日に何してんじゃいって感じです。（笑）
今年は、予想通り「英国王のスピーチ」が取りましたね。私は、ソーシャルネットワークが良いなって思っていたのですが、アカデミー会員の平均年齢は５３歳くらいだそうで、その年齢だと、フェイスブックやらツイッターやらの凄さが解らないのかも・・・。あのシニカルな面白さより、安定した英国の歴史を選ぶのは当たり前かも知れません。
主演女優賞を、ナタリー・ポートマンが貰って良かった～！ブラック・スワンは、すごく面白い映画ですが、その面白さの大半が、彼女一人の芝居なんです。自分で自分を追い詰めていくという話なので、彼女のプレッシャーは凄かっただろうと思います。演技で言えば、主演男優賞は、ジェシー・アイゼンバーグにあげて欲しかったなぁ。だって、ソーシャル～での彼の役は、本当にイヤな男なのに、イヤな男じゃなく可愛そうな男に見えるように演じなくてはならなかった訳でしょ。セリフは多いけど、楽しい顔の場面はほとんど無いし、難しかったと思います。コリン・ファースも、英国王～では、吃音の演技とか難しかったみたいだし、上手いので、彼が取ったのは当たり前と言えば当たり前なのですが、ジェシーにもあげて欲しかった～！！
いつ産まれるのかなぁ。
助演男優、女優賞は、「ザ・ファイター」の二人でしたが、まだ観ていないので、コメントが出来ません。日本でも、アカデミーにノミネートされた作品は、アカデミー賞が決まる前に観れる様にしてくれないかなぁ。まぁ、予想して上映するのは難しいかも知れないけど、でも、これだけアカデミー賞が世界で配信されるようになったのなら、日本でも同じように、みんながどれかなって予想出来るようにして欲しいなぁ。だって、今年の作品賞ノミネートの半分以下（４作）しか公開されてないんですよ。あと６作は、まだまだ先でしょ。予想出来ないよね。
去年の東京国際映画祭で「ウィンターズ・ボーン」は上映されたので観ました。結構、良い映画だったと思うけど、日本上映されるのかなぁ。暗い映画だし、娯楽作品とは言いがたいので、日本の配給会社が嫌がったのかしら・・・。
「ブラック・スワン」は、５月頃公開かな。面白いですよ～。楽しみにしててね～。「ザ・ファイター」と「トゥルー・グリット」、「キッズ・オールライト」は、もうすぐ公開かな？とっても楽しみ～。
と言う訳で、今年も番狂わせの無い、アカデミー賞らしい作品が賞レースを制したということになりました。アカデミー賞らしい作品だけど、「英国王のスピーチ」は、すごく面白い映画だから、お奨めですよ。感動します。出来たら、ヴィキとかで、この英国王がどういう人なのか（善良王と呼ばれていました。）調べてから行くと、より楽しめると思いますよ。
初めてライブビューイングなるものでアカデミー賞を観たのですが、なんとなく堅苦しかったなぁ。生で観てるんだから、手を叩いたり、喜んだりしても良いかなって思ったんだけど、皆さん、すごく静かに見ていて、盛り上がりに欠けました。仕方ないので、ツイッターでバンバン書き込みをして楽しんだんだけど・・・。ナタリーが貰った時とか、叫びたくなっちゃったのに、あまりに静かなので・・・。がっかり・・・。映画鑑賞の時は静かなのが良いけど、ライブで賞とかを見てるんだったら、もっと楽しんでもいいんじゃないのって思いました。