そういえば・・・日本アカデミー賞授賞式でカットされてた場面 | ゆきがめのシネマ。劇場に映画を観に行こっ!!

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観てきた映画、全部、語っちゃいます!ほとんど1日に1本は観ているかな。映画祭も大好きで色々な映画祭に参加してみてます。最近は、演劇も好きで、良く観に行っていますよ。お気軽にコメントしてください。
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そういえば、「日本アカデミー賞授賞式」で、色々な話を聞いたのですが、随分、TVだとカットされていたようなので、それをバラしちゃおうかな。面白かったですよ。


外国作品賞をもらった「アバター」のコメントの時に、20世紀フォックスの方が、アバターのパート2とパート3を、2014と2015に公開するとのお話でした。ああー、ジェームズ・キャメロン、やらかしちゃうんだ~って思ったのは、私だけなのだろうか・・・。

「アバター」は、確かに、3D映画としての新しいジャンルを確立したかも知れないけど、決してストーリーが素晴らしいものではなく、ツッコミどころ満載の映画でした。そんな話のどこをどう膨らまそうと思っているんだか・・・。笑っちゃうよなぁ・・・。


豊川さんが、主演男優賞のコメントの時に、隠し劔鳥刺しの役は、悪い体制に命を懸けて訴えているということで、「民主党に見せてやりたい」って言ったんです。おおっ!!って、みんな共感していました。さすがに、TVではカットされていましたね。笑ってしまいました。国民全員が思っている本当の事なんだから、放送すればいいのに・・・。まぁ、政治系の番組ではないので、解らないでもないけど・・・。


ゆきがめのシネマ、試写と劇場に行こっ!!-アカデミー

告白が作品賞を貰ったとき、中島監督が、感動して泣いて、話せなくて後ろに隠れたんですよ。かわいいでしょ。おじ様が泣く時って、よっぽどの事だろうから、みんな”良かったなぁ・・・。”って思って見ていたと思います。男泣きって、結構、ステキですよね。いつも泣いている人はイヤだけど・・・。


それにしても、結構、段取りの間違えとかが多かったですね。TVになってしまえば解らないけど、生を観ると、面白いことがたくさんあるんだなって、感動しました。人間が作っているものなのだから、完璧はないし、それが、また味があります。


映画は、絵画と同じで、観る人によって、まったく感じ方も違うし、好き嫌いも変わってくる。観る人間それぞれの経験によって、殺人犯を悪と思うか不幸な人と思うか、全然違います。それを投票で優劣つけるというのは、納得いかない人もいるだろうし、それによって映画に惹かれる人もいるだろうと思います。でも、こういうイベントがあることで、映画業界も盛り上がるし、たとえ色々な裏があったとしても、どちらにしろ、人によって好き嫌いがあるのだから、良いのではないでしょうか。


私も、こういう賞レースに否定的だったけど、実際に見てみたら、本当に受賞者の方は喜んでいるし、なんだか小さいこと言ってないで、みんなで楽しんじゃおうっていう気持ちになりました。イベントなんだから、賞を貰おうが貰うまいが、好きな映画は好きだし、どんなに賞を貰ったとしても嫌いな映画は嫌いだもん。だって、興行成績と映画予算の比率でデータを集計したら、全然賞レースとは違うと思いますよ。安い予算で成績がよければ、すごい儲かったってことでしょ。それが一番、商業的に成功した作品になる訳だし、映画は元々、商売だからね。芸術だと勘違いしている方、いらっしゃいませんか?(笑)


本場のアカデミー賞、楽しみです。カメ